前回の続き。今回は101点から106点にかけての後半です。

6回目：2018年4月中旬

4ヶ月ほどリスニング重視で勉強し、28をとれたことでなんとか100を達成。リスニングのポイントは「メモをとらない」「内容をイメージする」の2点が大きいですが、毎日ポッドキャスト・TPO教材を聞いてシャドーイングをし続けた慣れも大きいです。この頃から時間的な問題からGMAT対策を始め、TOEFLは朝に過去問のリーディング・お昼休みのライティング・通勤中のリスニング・夜の英会話を少し時間を短くして継続。4月の勉強時間は50時間程度。

7回目：2018年5月中旬

リスニング・スピーキングが微妙に下がり100を切る。当日は「あまりできなかった」という記憶があるものの結局100前後ということでTOEFLはよく実力を反映するテストだと思った。ネックであるライティングに関して、IntegratedはAndyさんのテンプレでGoodで安定していたものの、Independentは結局説得力のある内容が書けたと感じた1度しかGoodがでなかった。Independentは240文字前後でもGoodが出るが、Independentは350文字でも500文字でもGoodは出なかった。やはりコンテンツ力（想像力）と構成力が重要である。暗記に振り切らなかったのが敗因かとは思うものの、自分の場合はむしろリスニング・リーディングを安定させるほうが性にあっていたのは事実だ。5月の勉強時間は40時間程度。

8回目：2018年7月中旬

下がる。スピーキングのトピックがとにかく話しづらかった。この頃からリーディングで同じ問題にあたり始めるが相変わらず解けずにガッカリする。見たことのある大問が2つでるなど、ダミーではないことは明らかなのでAndyさんの過去問を侮ってはいけない。一方リスニングについては同じ問題に当たることは1度もなかった。

9回目：2018年7月下旬

96点
さらに下がる。GMATの勉強に追われTOEFLの勉強は30時間程度に。リーディング対策でエコノミストを読んだりしていたが、じわじわと読むスピードが上がってきた感覚をもつ。相変わらず理解できない問題は理解できないが。リスニングは今後も必要とポッドキャストは引き続きシャドーイングをし続ける。朝よく聞いていたのはNew York TimesのDaily。さわやかな音楽がかすかな癒やしとなった。

10回目：2018年10月中旬

久しぶりのTOEFLでなぜかジャンプアップ。正直なところ当日の感触もあまり良くなかったため驚く。自分の感覚とスコアはあまり比例しないので、とにかく受け続けることが大切だと思う。夏はGMATに軸足をシフトしていたたため特段TOFEL用の勉強はほぼなし。毎日読み続けたエコノミストやGMATのリーディング教材、通勤中のポッドキャストが英語の底力を高めてくれたようだ。ライティングは相変わらずIndependentについてはFairであった。リスニングもいつも通りざっくりと聞いており、とても理解できたという感覚があるわけではなかった。

106点をとって何が変わったか？

100点を超えたら英語がけっこうできる、というような幻想をもっていた時期がありました。正直なところ読むスピードが少し早くなったかな、という程度であまり伸びた実感はありません。リスニングについてもポッドキャストなどはある程度理解できるようになったものの、ドラマやネイティブの会話などにはまったく歯が立ちません。あくまで通過点としてのテスト対策として、勉強のしやすい項目（自分の場合はリスニング・リーディング）に注力し、獲得が見込めるポイントを揃えるのが近道かと思います。自分のようにライティングが苦手でも、他でカバーできればなんとか105点は達成できます。英語が嫌いにならないよう、教材や勉強方法を変えながら（ときにはすこし離れたりしながら）続けるのが大事です。

＜大事だと思ったこと＞

• ポッドキャストのリスニング、シャドーイングを毎日続ける
• スピーキングはその先にあるインタビューも意識し毎日英会話トレーニングし慣れる
• ライティングは結局苦手な人は伸びない、自分の注力すべきポイントを把握する

参考：スコア履歴