月別: 2010年1月
何を調べるのにもインターネットが当たり前の時代になってきたが、数年前に比べ有益な情報にたどり着くのが本当に難しくなってきた。ブログの増大がその大きな理由なのだが、最近その発信年代による選別の難しさというのをすごく感じる。
ちょっと前まで、いわゆるテキスト系サイトのブームがきた2000年前後あたりは目的の情報まで比較的楽にたどり着くことができた。そのころのヤフー検索では、自分のキーワードを含むディレクトリ分類された登録サイトがまず検索結果として表示され、すなわちそれらは一定の情報レベルを満たしていると言えるものであった。なかなか深い情報に辿り着けないということはあったが、それでも比較的楽に情報収集ができたと思う。
最近は相当にキーワードを絞り込んだり、言い回しを工夫しないと目的の情報に辿り着けない。というかあまりにもどうでもいい情報が多すぎるのだ。これは個人ブログと、広告サイト(アフィリエイトを目的をしたものなど)の爆発的な増大が原因だ。しかもそれらの情報の方がテキストサイトなどより検索で上位に来やすい。しかしながら、それらは検索エンジンの進化と検索テクニックの工夫で、ある程度ふるい落とすことができる。ブログという情報源の有益さは自身も認めるところであるが、最近本当に問題だと思うのは、劣化した情報が加速度的にひたすら増え続けていることと、それらが検索において同じプライオリティでネット上に存在するという事実だ。
これはブログだけでなくネット上のニュースサイトでもそうなのだが、苦労して調べてたどり着いた情報が、ソースをよく見ると2005年であったりする。興味をもって見ていたらとっくに販売終了した商品だったり、もう閉店したお店の情報だったり、古いソフトウェアの情報であったりすることがままあるのだ。もちろん求める情報の種類によっては、その発信年代に左右されない普遍性のあるものであったり、過去の情報であるからこそ意味があるものも多い。しかし問題は、そのどちらの種類の情報であっても、キーワードの一致とそのリンク数などといった同じ条件に基づいて検索エンジンで結果として吐き出されることだ。
個人ブログがブームになりはじめた一昨年あたりまでは、こういった問題をそれほど感じなかった。しかし最近、化石と化したブログや古いソースの情報がネット上に放置され、それらが本当に今欲しい情報を手に入れる大きな妨げになっている気がしてならない。危惧すべきは、メディアリテラシー能力の低い小・中学生などが、こうした古い情報をその古さを認識せず鵜呑みにして振り回されてしまうことだ。本や新聞などの活字情報は古くなると物理的に人の探索範囲から離れ、埋もれていくが、ネット上の電子情報はそのようなことがない。古い情報もヒットし続ければ、その探索範囲の上澄みに存在し続けるのだ。これはネットの良い面でもあり悪い面でもあるだろう。
個々人が情報発信者となったいま、有益な情報とそうでない情報を見分けることを個人のメディアリテラシー能力の向上に期待する向きがほとんどだが、このペースで増え続けていけば、いずれ人のリテラシー能力のキャパシティを越えてしまうような気もする。まずは作成・更新の時期による情報管理・検索システムの構築を期待したい。
年末にMacbook Proを購入し、ようやくWindowsからの移行と環境整備ができたのでメモ。ほんとに大変だった。
・パーティション
Macbook Proの容量は500Gあるので
Machintosh(HFS+):150G
→Mac OS X専用(Windowsから読み込み不可)
BOOTCAMP(Fat32):32G
→Windows XP用(Macからの読み込みも可)
COMMON DAYA(Fat32):300G
→共有データ用。(どちらからも読み込み可)
にした。WindowsXPはインストール後だったのでWincloneにてデータをバックアップし復元。どうにか完成したものの、Windowsの起動がやけに遅い。どうやら毎回起動時にチェックディスクが走っているようで、コマンドプロンプトにて「chkntfs /X C: D:」で回避。チェックディスクスキップでどうにかまともに起動するようになった。
・音楽
いままでウォークマンだったためWindowsではSonicStageを使っていた。これを機にitunesへの移行を決意。しかしウォークマンへの転送ができなくなるのも困るので、Windowsでは引き続きSonicStageを使用することに。データを共有パーティションに置き、双方から読み込む形に。SonicStage側でジャケットが表示されなかったりするがしょうがない。管理の中心はMac側のitunesで。
しかし汎用性の理由から(いくつかあるプレイヤーが無駄になる)mp3で管理したいのだが、itunesでなかなか良いエンコード&取り込み方法が見つからない。ギャップレスで音質の良いエンコーダとなるとitunes lameがいいのかと思ったが、取り込み速度がはんぱなく遅い。WindowsのCDex並の速さでlameエンコードできるソフトを探し中。(CDexはギャップレス不可のためもう使ってない)
・写真
iPhotoに完全移行のつもりだったが、フォルダ管理に浸りつくした自分はどうしてもなじめずやめた。試行錯誤の結果、基本的に写真の取り込みはすべてWindows側のPicture Motion Browserで行い、共有パーティションに保存。それらをiPhotoライブラリに(コピーさせない設定で)読み込ませて閲覧する。iPhotoは見た目はすばらしいのだけど、中でごちゃごちゃとフォルダが作られ消されして、その中に元画像があると思うと落ち着かない。Windowsのエクスプローラでの閲覧を考えてもこのやり方がベストかと思う。
・メール
Mailを中心に。一応サーバに残す設定なので、Outlook Expressからも受信はできる。
びっくりしたのはhotmailがアカウント設定でメーラ受信ができるようになっていたこと。初めて知った。SMTPサーバの設定がうまくいかずなぜか送信できないけど、一応受信できてる。プロバイダアドレスとhomtailを使い分けてるのでMailに統合できたのはうれしい。
・バックアップ
いままでは外付けHDDに手動コピーだったが、Timemachineで外付けのHDDへ適当なときに差分を保存していく形がよさそう。FATであれば全パーティションができるみたい。まだ試してないというかHDDをまだ買ってないので近いうち買わねば。
いちおう今の環境はこんな感じ。やっと落ち着いた。
これからの課題はMacを買った目的であるAVCHD動画の編集データをどうするか。FATには保存できないのでもともとWindows環境から読み込むつもりはないが、HFSパーティションの150GBもいずれ手狭になると思う。USBだと読み込みはさすがにきついので、IEEE1394(Firewire)対応HDDを買わなきゃと思うが、そのときまでにもう少し安くなって欲しい・・・
パーティション
3台総出で。ほんと大変だった
越後湯沢温泉へサークルの友達と1泊のスキー・スノボ旅行へいきました。
泊まったのは「丸田屋」という昔ながらの民宿で、リフト券つき一泊二食で8500円(平日)。
正月明けというのもあって、お客さんは僕たちだけ。貸切ですごく贅沢だった。
1日目は湯沢高原スキー場へ。途中吹雪いたり大変だったけど、山頂からの景色は絶景だった。疲れたあとは宿近くの駒子の湯へ。宿のつながりで350円で入れる。アットホームでいいお湯だった。そのあと夜のお酒を近くのスーパーで買出し、夜ごはん。盛りだくさんで本当においしかった。夜はみんなでぐだぐだ。極楽すぎる。
2日目はまず越後湯沢駅でお土産を。試食の量が半端じゃなく、本当におなかいっぱいになった。その後「街道の湯」へ。500円。雪の露天風呂がすばらしかった。その後コンビニで観光ガイドを見たり、観光案内所へ行ったりするも冬はあまり見所がない。結局ちょっと離れた雲洞庵(うんとうあん)へ。雪の寺っていいなぁ。
二日とも雪がかなり降っていたけど、とても楽しめた。雪景色を見て心穏やかになったイイ旅行でした。
丸田屋旅館
夜ごはん
たくさんの試食
すげー雪
雲洞庵
寒かった
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