ケータイ変えました。
だいたい年に一度はケータイを変えていた僕ですが、大学入学の頃に買ったP704iは妙になじみがよく結局3年ほどお世話になりました。この大きさとスライドというのがすばらしく都合が良かったです。欠点はローミングに非対応で、海外でそのまま使えないことぐらいか。
今のケータイはどれも高いし、もうずっとこれでいいやぐらいの勢いだったのですがさすがにバッテリーのへたりと再起動の問題が顕著になってきました。まぁ我慢して使えるレベルではあるのですが、アメリカではNM706iを使っていてちょっと操作感に慣れるのに時間が掛かりそうなのもあって、この機会に変えることに。サイズと使いやすさでN-02Cにしました。それにしても最近のケータイはどれもこれもでかすぎだと思う。ムーバの頃のほうがはるかに手になじむ機種が多かった。
アメリカではスマートフォン全盛で、日本もiPhoneのヒットからだいぶスマートフォンはメジャーな存在になりました。ただ日本でスマートフォンというとイコールiPhoneという感じですが、あっちはもっとバラエティに富んでいます。スマートフォン向けサービスの量からいっても日本はまだまだ。ガラパゴスといわれようとも少なくともケータイ先進国だった日本は、いつのまにかほんとにケータイ後進国になってしまった。
ただおサイフケータイはほんとに優れていると思います。これはどんどん輸出すべき技術だと思う。モバイルSuicaの定期券はケータイでクレジットチャージができるし、最近はファミレスでもSuicaが使える。学校の学食ではEdyが使えるし、セブンではnanacoが使える。マックではモバイルクーポンを使ってiDで支払い。カードだと持ち歩くだけでイヤになりますが、これらすべてがケータイひとつで完結するのはとても便利です。
技術とサービスはすばらしいのに、通信方式の違いで世界に広がらない。とてももったいない。次の第四世代に期待したいです。
月別: 2011年1月
昨日は友達と苗場に日帰りスキーへ。
朝5時に出発し9時すぎに到着。途中チェーン規制もあるなど、かなり雪が降ってました。
Mt.Naebaの共通リフト券とレンタル併せ一人あたりおよそ6500円ほど。やっぱり苗場はリフト券が高いです。ただ広さは相当なもの。風が強かったのもあってお客さんは少なかった。
お昼ごはんのカレーとラーメン。なかなかおいしかった。
ドラゴンドラに乗って田代のほうにいったりしてたら苗場の高速ゴンドラは15:30で終了していて結局頂上まではいけなかった。終わるの早すぎ。最後はこのコースを何回も滑りました。
ここはナイターも9時までやってます。夜の雪山もまたきれいです。
さいごにここの旅館で日帰り入浴。ひさびさの日本の温泉に感動しました。しかし疲労回復どころか逆に疲れがどっとでてきた感じに。ロビーでしばし休憩。
湯沢市街の方にある釜飯屋さんで夜ごはん。マツタケかまめしもうまかったけど塩をかけて食べる豆腐がめちゃくちゃおいしかった。あんなにおいしい豆腐はじめて食べた。
高速・ガス代あわせ1万円とけっこうかかりましたが楽しいスキーでした。雪国の空気はやっぱりほっとします。また来年も来よう。
日本に帰ってきました。
フライト当日、マンハッタンからJFK国際空港へは荷物が非常に多いのもあって結局シャトルバスを頼むことにしました。地下鉄だと5ドルほどでいけるのですが、こちらはチップ合わせ30ドルほど。タクシーよりは安いですがやっぱり高いですね。ただニューヨークの地下鉄はエレベーターのないところばかりで、荷物が多い場合その苦労を考えると決して悪くないと思います。今回ホテルではないのでネットで自分で申し込みます。
そして当日、やらかしました。まさかの寝坊。しかもはんぱないやつです。6:15~6:30ピックアップの予定で5時に起きるつもりが、電話が鳴って起きると「なにやってんだ置いてくぞバカヤロー!」の怒声。時計を見るとなんと6:45。血の気が引いていくのがわかる。あわてて服を着替え5分で昨日まとめた荷物を持っておりた。運転手のおっちゃんはとにかく大慌てで荷物を放り込み出発。他のお客さんをピックアップし空港へ向かう。最終的にどうにかこうにか間に合ったものの、バスの中では他のお客さんに申し訳ない気持ちでいっぱいで余韻にひたるどころでは全くなかった。みなさん本当にすみませんでした。「ほんとにもうどうしてくれんだ」とあせる運転手のおっちゃんに「とにかく彼はもう乗ったんだからいいじゃない」といってくれたご婦人、そして最後には笑顔で見送ってくれたおっちゃんありがとう。
ユナイテッド航空のコードシェア便ということでANAを利用するのもあり、チェックインのところからは日本人のグランドスタッフが対応。なんだかほっとする。空港のお店でタイムズを買い余ったコインは募金箱へ入れた。
飛行機は定刻より20分ほど遅れて搭乗開始。アメリカではいつものことです。
帰りの飛行機では日本時間に合わせ暗くしてくれるものの、全然眠れない。というわけで13時間のフライトで映画を5本ぐらい見ました。その中でもLa Tête en friche(ラ テット オン フリッシュ、使っていない頭)はとても心に残る作品だった。母親と二人暮らしをしている文盲の中年男性ジェルマンが、95歳の読書好きなマルグリットと公園で偶然出会う。そこから少しずつ変わっていく周囲の人間模様と愛を描いた作品です。なんというか全体に流れる空気がいいですね。そのときしか存在し得ない出会いと、何かに気づきすこしづつ変わっていく登場人物たち。ひとつひとつの要素が、フランスの田舎町というのんびりした舞台の中でじわじわと絡み合っていく。愛の形、人のやさしさを感じるとても暖かい映画でした。
題名:La Tête en friche 監督:Jean Becker
13時間のフライトの末、飛行機は定刻で成田国際空港に到着。日本に帰ってきました。短い期間ではあったけど、アメリカでみたこと・感じたことはひとつ自分の価値観の幅を広げてくれたように思う。なによりも日本では決して出会えないたくさんの出会いがあったことが大きい。これらの経験をどう生かすかは自分次第。とにかく前に向かって進もう。
最後にみたマンハッタン。
Sigma. DP2 New York
今日はボストンのCELOPで知り合った韓国の友達と久しぶりに再会。昨日カナダのトロントから11時間かけてバスで着たそうです。想像しただけでも恐ろしい。というか路線があることにびっくりです。
今日はなかなか有名らしいセックス博物館、通称MOSEX(Museum of Sex)へ行ってみました。熱海の秘宝館といいどこにでもこういうのはあります。
と言っても内容はなかなか濃く、動物のそれから人の文化や社会とのかかわりまで新しい視点で解説されています。またビデオや写真だけでなく模型も多いです。アニメや漫画のコーナーで日本のそれが大きく取れ上げられていたのにはびっくり、というかやっぱりな・・と思いましたが。もちろんぶっとんだヘンテコグッズもたくさん展示されています。
しかし人に関するコーナーではさすがに日本では考えられないような展示が多かったです。ちょっとおもしろい?のはかなりまじめに見学している方々が広い世代に渡っていること。女性一人、男性一人という方もちらほら。というか博物館が小さいのもありますがお客さんが非常に多いです。
これは1980年代のパリで製作されたAnti Onanism Device。宗教がつい最近までいかに性の価値観に影響していたかがわかりますね。
「やさしく触ってください・・」触ってどうなるんだという展示。ぷにぷにしてました。
全体的にひとつひとつの解説は詳しいです。しかしいかにタブーが作られたか、メディアの役割とそれに国はどう対応したかなど難しい専門用語を伴うものも多く、理解するのにけっこう単語力が必要です。
ミュージアムショップはとてもにぎわっていました。
全体としてはそこそこおもしろかったものの、これで16ドルは高いと思います。そして荷物(バックパックなど)があるとそれを預けるのに追加で1ドルとられます。時間とお金と英語力に余裕がある人は行ってみたらおもしろいと思います。
夜はふたたびタイムズスクエアへ。
目的はニューヨークでかなり有名だというシェイク・シャックのハンバーガー。これは本当においしかった。こんなにおいしいハンバーガーははじめて食べました。ただシェイクがちょっと日本人には濃すぎます。
そんなこんなで友達に別れを告げアパートへ帰宅。明日はいよいよ帰国の日。
今日もニューヨークは小雪がちらついていました。耳と手が本当に寒い。
ちょっとおしゃれな外見におなじみのロゴ。
店内はまるでファストフード店のよう。だいぶ雰囲気が違います。マックと同じように奥のレジで注文するセルフサービス式です。
ビーフボウル(牛丼)のレギュラー(並)を注文しました。これでだいたい8ドル。コーラがあるのが変な感じ。
このお店の評判はいろいろあるようですが、日本の味を求めていた僕にとっては期待以上のものでした。ごはんがやっぱりいいね。ピザやハンバーガーでは味わえない喜びです。違うのはご飯がとても少なくて肉がとても多いところ。肉が余るとか日本じゃ考えられません。
午後はふたたびMET(メトロポリタン美術館)へ。前回見逃した2階を中心に見ます。結局夜の8時頃までかなり長い時間滞在しました。さすがに満足というよりへとへとです。それでもまだ見れていないところがたくさんあります。ここを楽しむコツはやっぱり見学のコンセプトを決めることだと思います。一日に詰め込むとだんだん純粋に楽しめなくなってきます。入場料も(一応)自由ですし、別の観光を間に挟みつつゆっくり数日に分けるのが一番ではないでしょうか。
すばらしいけど濃すぎてノイローゼになりそうなベッド。多くの人の支えの上に成り立っているという意味で、ここまで豪華な生活というのは二度と生まれないのでは。
ニューヨークは本当にいろんな人がいる街です。
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