まぐれですがTOEFLリスニングで30点をとることができましたので、ポイントなどを参考に共有します。19点をとってから1年越しで満点まで伸ばすことができました。
どんな人が書いている
- 海外経験は大学時代にアメリカで3ヶ月、カナダで1ヶ月の語学留学
- TOEFLを受ける前のTOEICは800点前後、文法が苦手
- ロジカルに細かく整理をするより、感覚的・概念的にものごとを捉えるタイプ
スコアは初回が1ヶ月ほど市販のTOEFL教材で勉強をしたところ19点、1ヶ月集中特訓の結果25、その後23から28と振れ幅の大きい時期が続きおよそ1年後に30点をとることができました。Andy先生はじめあらゆるところで強調されていますが、リスニングはTOEFLの要となるところですので、苦手というのは許されないセクションです。とはいいつつ運や集中力の要素も大きいのですが。以下、勉強内容とポイントをまとめました。
勉強内容
30点を取るのにかかったリスニングの総勉強時間(通勤中のポッドキャストなどは含まない)は60時間ほど。最初の数か月はほぼ毎日TPOのリスニングを3セットは行い、集中力を鍛えました。その後ポッドキャストやTPOのシャドーイングに特化し、勉強はほぼ通勤時間のみとなりました。途中1.5倍速で聞くなどのトレーニングを数か月感はさみ、最終的にはよい問題に当たるまで繰り返し受けた結果なんとかヒットがでた感じです。
ポイント
- 毎日TPOやポッドキャストのシャドーイングをする
- メモをとらない
- 内容をイメージする
1.毎日ポッドキャストのシャドーイングをする
TPO教材やMoment of ScienceやBBCなどのシャドーイング(といっても通勤中はモゴモゴと口を動かすだけですが)を最低30分〜1時間程度は毎日続けていました。とにもかくにも最初は絶対量だと思います。最初はついていくことすらままならないですが、止めずに必死に追いかけるのを続けていくと、少しずつ、少しずつ「断片的な言葉」が見えてきます。重要なのはトーンも含めて模写することです。そうするとまるで自分が話しているかのような気持ちになり、ふと「聞こえる・言えてる」と感じるタイミングが出てきます。最初はとにかくその時が来るのを待つのみです。
最初はわからないところをスクリプトでチェックして潰すなどしていましたが、勉強に手間がかかりあまり好きではありませんでした。どうしても分からない、きになるところをチェックするのは必要かと思いますが、それも10回聞いてわからなかったらでいいと思います。同じ理由で何度も同じ箇所を繰り返すよりは、一気に集中的に通してシャドーイングをするほうがよかったです。
2.メモをとらない
この理由はシンプルで、メモをとると書くことに気を取られて絶対に抜けてしまう要素があるからです。概念だけ書く、キーワードだけ書くなどをためしたこともありますが、やはりアウトプットのために集中力が一瞬途切れるデメリットが大きすぎるため逆効果でした。とくに講義系は「なんで急にその話にそれるんだよ」「それた話のほうが長いじゃないか」ということもよくあるので、一瞬たりとも流れを逃さないことが重要だと思います。
3.内容をイメージする
2番目のポイントとも関連するのですが、TOEFLリスニングではイメージで記憶できる程度のことしか聞かれない、というのは重要だと思います。確かに細かい内容も聞かれることはあるのですが、本当に意味のない数字やキーワードということはあまりなく、話者や内容に感情移入していれば記憶に残る内容であることがほとんどすべてです。記憶力のテストではないので当たり前といえば当たり前ですね。図書館で本を返さないことによるペナルティ条件については聞かれても、また、個人的には目をつぶって聞くのもおすすめです。他の受験者の動きなどちょっとしたことが視界に入っただけでも一気に内容についていけなくなってしまうこともあるので、自分はかならずつぶっていました。板書のキーワードなどはチラ見をしますが、メモは取りません。
「一瞬たりとも話の流れを逃さない集中力」を持ちつつ、リラックスして全体像と余談を概念的にざっくり捉えることのバランスが一番難しいところかもしれません。これはおそらく実際の講義でも同じだと思いますので、ある意味実践的かもしれません。TPOでトレーニングあるのみですね。
以上、少しでも参考になれば幸いです。TOEFL対策や英語力の向上におすすめのポッドキャストについてはまた記事を作る予定です。
参考:リスニングのスコア履歴
Test Date | Listening |
July 22, 2017 | 19 |
January 28, 2018 | 25 |
February 24, 2018 | 23 |
March 11, 2018 | 28 |
March 24, 2018 | 23 |
April 21, 2018 | 28 |
May 19, 2018 | 26 |
July 14, 2018 | 27 |
July 28, 2018 | 25 |
October 13, 2018 | 30 |