気づけばサンクスギビングホリデーも今日で終わりです。早い早い。
今日はチャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」をみてきました。場所は前にウィキッドを見たところと同じダウンタウンにあるボストンオペラハウスです。前々から一度は見たいと思っていたのでかなり楽しみにしてました。当日販売の学生チケットを20ドルで購入。
会場内はすっかりクリスマスの雰囲気。くるみ割り人形はバレエ公演・組曲演奏ともにアメリカのクリスマスの風物詩(日本の第九的な?)で全米各地さまざまなところで行われているようです。今日も家族連れが多くとてもにぎやか。
バレエは演出がとても幻想的で、まさにアメリカの伝統的クリスマスのイメージそのものでした。ファミリー向けの笑いのあるファンシーな演出と、しっかりと魅せるシーンのコントラストが絶妙で最後まで飽きることなく楽しめます。場面変化の美しさはやっぱり劇場芸術の醍醐味ですね。そして子役がいっぱいでかわいい。羊のきぐるみが着心地よさそうでした。
超軽快に踊るくま。
あとはお菓子の国でクララと王子が「アラビアの踊り」に始まる世界各地の踊りを観賞するシーンはやっぱり見ものです。ロシアの踊りが曲も踊りもかっこよすぎる。
すばらしい演奏を聞かせてくださったオケピの皆さん、を撮ろうと思ったのにもういない。仕事が終わったら即退散です。さすが職人。譜面を照らすランプがかっこいい。
しかしくるみ割り人形は何度聴いても楽しい。改めてチャイコフスキーの偉大さを感じました。20ドルでこんな経験ができてしまうアメリカ、やっぱりすごい。
バレエが終わった頃には日が落ちかけてました。ボストンの空気はすっかり冬の匂いです。
月別: 2010年11月
デイアフターサンクスギビングの日がやってきました。本当は4時ぐらいに行こうなんて話してましたが夜更かししてしまい結局起きたら7時すぎ。遅ればせながらのこのことTに乗って出発。
今回はガレリアというグリーンライン線Eラインの終着駅リチミア近くにあるショッピングモールへ行きました。
中はもうクリスマス一色です。いい雰囲気。
なんとGAPは全品午前10時まで50ポーセント引きでした。すごい。
今回の目的アメリカンイーグルアウトフィッターズです。各商品の割引に加え20パーセント引き。
買ったのは上記冬モノ3点。だいたい100ドルでした。アバクロやバナナリパブリックも見たんですがちょっと高いのと、なんといってもSサイズまでしかないのがだめだった。アメリカのSは日本のMより大きい。その点AEはXSまであるのがいいです。
10時を向かえはがされていく広告たち。セールはあっという間です。
一戦終えた方々でいっぱいのフードコート。
ほとんどのセールが12時には終わり、のどかな日常へと戻ります。
満足そうに帰っていく人々。
朝遅かったために本当のお祭り騒ぎには参加できませんでしたが、ショップスタッフもみんなテンションが高くほんとにこの日を楽しんでる感じが楽しかったです。さながらお正月セールのような?たまにはこういうのもいいですね。
ボストン・セルティックス対ニュージャージー・ネッツの試合を観戦してきました。
初めてのNBA観戦でしたが、とにかくその規模に圧倒されました。迫力と応援の熱が違います。その名の通りボストンはセルティックスのホームタウンのため、応援者はすべてセルティックスのサポーター。というか会場自体が完全にセルティックス一色です。ネッツが攻める時はディフェンスのかけ声がPAから流れ、またフリースローではブーイングの嵐。一方セルティックスがゴールを決めればチアガールたちが出てきて踊り出す。そういうもんなんだと思いますが、一方のサポーターしかいないというのはなんか変な感じです。
会場はノースステーションすぐ近くのTDガーデンというところ。ものすごいサポーターの数です。
グッズショップも超大賑わいでした。
この帽子がかわいい。
アメリカ国家がサックスで奏でられたあと、いよいよ試合開始。
巨大な液晶モニターが縦横無尽に会場を映し出す。これの存在が大きいんです。
試合は途中しばらくネッツ優位で進みますが、最後で巻き返しに成功。結果は89-83でセルティックスの勝利でした。よかったよかった。
大熱狂の会場。この迫力は現場でしか味わえない。
迫力満点の試合でしたが、なんといってもシャキール・オニールのシュートは本当にかっこよかった。(シャック・アタックと呼ばれてるらしい)やっぱりバスケはダンクが見物ですね。
もともとバスケットボールにはそれほど関心がなかったのですが、行ってよかったです。これこそアメリカという感じの熱い夜でした。
<サンクスギビングデー>
全米が祝日となるナショナルホリデーの一つ。イギリスからアメリカに移住したピルグリムファーザーズが、インディアンの助力のもと多大な収穫を得たことから神の恵みに感謝して共にご馳走を食べたことが始まりとされる。11月の第三木曜日(Thanksgiving Day)、金曜日(Day After Thanksgiving)、土・日曜日と4連休、もしくは水曜日も含め5連休となる場合も多い。木曜日はスーパーなども含めほとんどのお店が休業となる一方、金曜は多くの小売店で盛大なセールが行われ「ブラック・フライデー」とも呼ばれる。(暗黒の金曜日ではなく、黒字の金曜日という意味。)朝4時などに開く店も多く、多くの客が深夜から列をなすとのこと。日本でいうとゴールデンウイークとお盆と歳末セールが合体したような感じだろうか。とにかく特別な休日である。
今日からサンクスギビングの休暇がはじまりました。振り替え休日も合わせ日曜までの5連休です。この時期は基本的に寮も全員一度出なければならないため、ウエストキャンパスは写真のように真っ暗。もちろんカフェテリアもお休みになります。ボストン大学の学生の多くは両親のもとに帰るか、留学生はニューヨークやオーランドなど旅行などしてすごす人が多いです。またCELOPの学生はボストン市内のホテルを格安で利用することができ、そこに滞在することもできます。
では僕たちはというと・・・普通に寮にいます。
いつもと変わらない我らがNoras寮。
これはおそらく人数が多すぎたために一時的にBUが借りているエキストラアパートだからだと思われます。実際2階と3階だけCELOPの学生で、あとは他の大学生です。他の寮では共有のキッチンやシャワーが各部屋にあるなど、ちょっと変わっている点も多いです。ということで幸か不幸か?いつもと変わらない休日です。
今日の朝食。久々にたべる納豆とごはん。グリーンライン線インバウンド終着駅のLechmoreにある韓国系のマーケットで売っていたものを友達が買ってきてくれました。
初日の今日は夜に初NBAを観戦してきます。
今日はひどかったです。一日に2度も火災報知機が作動して全館退出するハメになりました。
一回目は自分の寮。月曜の朝4時に突然アラームです。
普段は目覚ましがいくら鳴っても平気で寝ている自分が飛び起きるほどのアラームにほんと何事かと思いました。超強力目覚まし?とか寝ぼけたこと考えてましたが廊下が騒がしくなり、ただごとではないことに気づいて脱出。
寒空の下にぞろぞろとたむろする私たち。寒い。
すぐに消防車も到着。こっちは必要がないときはサイレンを鳴らさない。
がやがやと20分ほど外にいさせられたあと、問題なしということで部屋へと戻って終了。原因はだれかが部屋でタバコを吸ったからとのこと。あほすぎる。でもこれだけ沢山の人が住んでいれば変な人も一人や二人いるだろうか。ほんとに自分の身は自分で守るしかないなぁと改めて感じました。予定された避難訓練しか経験していない自分にとってはまさに青天の霹靂でしたが、実践的な訓練と思えばいい経験なのかもしれません。それにしても週明けはひどいと思いますが。
・・・んがしかし今日はこれだけで終わりませんでした。
プールで泳いだあと、ウエストキャンパスカフェテリア(寮と一体化している食堂)で夜ごはんを食べていたらなにやら鈍い音とフラッシュが聞こえてくる。まさか・・・の2度目のアラームでした。
ワイワイガヤガヤした食堂が・・・
一瞬でがらんどうに。写真はアイスクリーム片手に逃げる準備をするのん気なクラスメイト。
やっぱり1階ということで出口が近くにあるのでみんなのんびりしてる。友達はポテトの皿を片手に、自分もコーヒーカップを片手にぞろぞろと脱出したので人のこと言えませんが。
追い出された学生たち。それにしても緊張感がない。
この寮に住む友達に話を聞いたら、どうやらしょっちゅうあることらしい。なんと今セメスターだけでも5回目。なんか3度目までは逃げていたもののいつも誤報で、4度目めんどくさくて逃げなかったらその時はトイレのゴミ箱が燃える真火災だったとかいう笑えない話をしてくれた。なんか狼少年の話みたいだ。いやほんとに笑えない。
小学校でも火災報知機がなったりの経験はありますが、あったとして1回ぐらい。そんだけセンシブルなセンサーなのかもしれませんが、それにしても多すぎる。果たしてこれがボストン大学だけのことなのか、それともアメリカの学生寮ではよくあることなのか分かりませんが、非常にめんどくさいので次がないことを祈るばかりです。
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