首都圏における地震の影響、大学の学位書授与式は中止、オリエンタルランドの株価など

Newspaper Reports Nuclear Crisis
原発関連のニュースが続く。状況は未だ改善せず。
24日に行われる予定だった法政大学の学位授与式は中止になりました。自分は休学中のため出席予定の身ではありませんが、今年度卒業する多くの友人の気持ちを考えると本当に残念でなりません。交通事情や計画停電のことを考えると仕方ないですが、まさかこんなところまで影響するとは正直思いませんでした。被災地でもやっているというのに・・。
しかしそれ以上に法政大学の被害が心配です。ガラスが割れたりはそれほど大きな問題ではないでしょうが、改築が計画されている55・58年間は甚大な被害が出ているようでいくつかの教室が使用不能になっているらしい。そして2007年度に落成したばかりの外濠校舎も、壁にヒビが入ったり、さったホールでは照明の崩落などが起きているようです。まじですか。もし授業中だったら・・と思うとぞっとします。来期の授業はどうなるんでしょう。というか他大学ではすでに出てる学位記の授与について情報がまだないのがさらに不安を煽ります。
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの株価は2000円以上も下がっています。園内に大きな被害はないというプレスリリースが出てますが、週明けからメディテレーニアンハーバーの水を避難所になっている浦安市内の学校にトイレ用水として供給するとのことで、営業再開は相当先になりそうです。4月は閑散期だからいいものの、8月も電力不足の見通しとのことで通常通りの営業は見込めないでしょう。現状、地震の影響でリゾート施設の全てが営業を休止しており、舞浜一極集中の利益構造の弱さが出てしまいました。もちろん予測されたリスクであり、地震債権も発行していたようですが、今回の東北沖地震はおそらく適用対象ではないはず。(というか期限が切れてる?)それだけではなく、大量にいる準社員(アルバイト)の雇用も大きな不安です。今後休園が長引けば、大きく人員を削減せざるを得ない以上、大量の退職者が出る恐れもあります。土日の学生キャストはまだしも、週5で勤務する経験の長いキャストが大量に退職となればサービスの質を著しく下げる恐れがあります。基本的に消費の冷え込みとは無関係に利益を上げてきた強い会社でしたが、浦安の被災状況や日本経済の状況を考えると回復までには長い時間がかかりそうですね。経営陣はこれから難しい判断を迫られそうです。
首都圏は今晩冷え込みによる電力需要の急増により、大規模停電の恐れがあるとのこと。節電でどうにか乗り切れればいいですが・・。

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