ボストンポップス・ホリデーコンサート2010

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今日は最後のプレゼンテーションがありました。ほんとに居心地が良いこのクラスとも別れが近いと思うと切ない・・ですがまだあまり実感はありません。でも別れたあとに気づく存在の大きさはいつものこと。残りの時間を大切にしようと思います。
しかしパワーポイントや映像を使ったプレゼンテーションというのは機材的な面でのトラブルが多くやっぱり好きになれない。便利ではありますが、とにかく念には念を入れた準備と最悪口だけで満足のいく説明ができるぐらいの準備が必要です。
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ランチはイレクティブクラス(本の編集・出版)の打ち上げでCELOPのすぐ近くにあるタイレストランへ。とてもおいしかったけどガーリックが強すぎていまだにくさいから困る。
<ボストンポップス・ホリデーコンサート>
そして夜はかねてから行きたかったボストンポップスのホリデーコンサートへ行ってきました。
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ボストンポップスはボストン交響楽団のメンバーが主体となって夏と冬のオフシーズンだけ結成するオーケストラで、毎年この時期にはホリデーコンサートを開催しています。その歴史は古く設立は1885年。現在もなお広く愛されるルロイアンダーソンの作品を世に広めたのもこのオーケストラです。タングルウッド音楽祭やジョンウィリアムズが常任指揮者を務めていたことでも有名です。
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ホリデーコンサートは普段のコンサートとは雰囲気が全く違います。一階のイスは取り外されテーブルが並び、軽食を食べながら演奏を楽しむことができます。ウエイターがいるコンサートホールというのは日本ではおそらく経験できないでしょう。
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ホールはクリスマスデコレーションが施されるだけでなく、さまざまな演出装置が登場。曲はすべてクリスマスにちなんだもので、巨大スクリーンをつかったナレーションと音楽のコラボレーションなどもあります。途中サンタも登場。
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なんだかこう書いていると子供向けコンサートのような感じですが、ワインなど飲めることもありお客さんはほとんどが大人です。特におじいちゃんおばあちゃんが多いです。クリスマスを心からみんな楽しんでいる感じがいいですね。こんなイベントが毎年あるなんて素敵だ。
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アンコールも盛り上げてしっとり終わらせるという常套手段でしっかり魅せてくれました。今日は当日券20ドルの席でしたが、次こそはテーブル席でのんびり楽しみたいと思います。
クラシックに興味がない方でも十分に楽しめるコンサートですので、ボストンにクリスマスに来た方にはぜひオススメのイベントです。アメリカのこういう文化はとても好きです。
演奏会の様子を少しですがどうぞ。おなじみの曲です。

そりすべり – ルロイアンダーソン 指揮:キース・ロックハート(BPO常任指揮者)

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