思ったように伝えられないもどかしさに苦悶する日々です。言葉は出てくるんですが、どうも的外れで稚拙な表現しかできない。単語力・熟語力、そして発音の重みを改めて感じてます。とにかく最近は何かに追われるかのようにひたすら勉強です。
最近友人関係の中でも、それぞれの国の歴史からくる価値観の相違の埋めがたさなどを感じる出来事があったりして気持ちの重い日があります。たとえ個人と個人の関係であっても、違う国から生まれた価値観を背負っている事実。お互いのアイデンティティーの基礎となる国の教育には、その国の歴史・社会のひずみが血となり流れている。そしてこの血は、たとえ社会の多くが変えたいと望んでいても、簡単には変わらない。むずかしいです。
日本という国はほんとうにどこの国に対してもいい意味でも悪い意味でも(世界的にみれば比較的)中立で、また無関心だと思います。最近はインターネットで何でも知ることができるような気になってしまいますが、面と向かっての価値観の対峙から湧き上がる「自分は日本人」という意識は決してネット上からは感じることのできないものです。不条理を越えた切なさの感情が沸くこともあります。匿名の「言葉」と現実の「言葉」の重みはやはり違う。これは海外に来て初めてリアルに知ることのできるものです。
戦争がなくならない理由を肌で感じたような気がします。対話とかそういうレベルではない、本当に一朝一夕で解決できる問題ではないんだなと改めて思いました。気が重いです。もう人類がまとまるためには宇宙人がせめてくるのを待つしかないのかもしれない、と本気で思ってしまう。
タグ: ボストン
久々にお酒を飲みました。徹夜明けでなぜ参加したのか自分でも分からない。なんか前に教えたコールがクラスの中で変に流行ってしまってちょっと後悔中。普通に飲みすぎました。
MITに程近い(レッドラインCentral駅が最寄)このお店が今日の目的地。
いかにもアメリカって感じのいい雰囲気です。
久々のビール。うまい!!
そして今日の主役の大量のチキンたち。実はこのお店、月曜限定で飲み物ひとつにつき1プレート(でかい!)のチキンが1ドルで注文できるのです。ということでひたすらチキンばっか。というかチキンしか食べてない。テリヤキとかスパイシーとかいろいろ味があっておいしかったけど、さすがに途中で飽きてきた。味はいいんですが。
まぁチキンしか食べれなかったけど、とりあえずおなかいっぱいになるまで食べてビールも結構飲んで20ドルほどでした。3時間ぐらい居座りました。
終わった頃にはへとへとでしたが、楽しい飲みでした。
日曜ということで11時すぎに起床。2度寝はやっぱりすばらしい。
朝ごはん。ウエストキャンパスの食事(というかアメリカの食事)には本当に飽きてきたけど、この日曜のメニューだけは特別に好きです。特にチョコチップ入りのパンケーキとスクランブルエッグがおいしい。ただ今日は毎週あるフルーツスムージーがなかったのが残念。
そのあとは歩いて20分ほどのところにあるボストン大学経営大学院へ。
大学とは思えない非常にきれいな建築デザイン。
目的はここ、図書館です。大学院の中にあるだけあって非常に落ち着いています。
エッセイの課題と自習しました。ブース形式になっているのがよい。
ちょっとソファーで本を読んでたらあまりの静かさに眠気が。盗撮された。
建物内にはモニターと黒板つきのミーティングルームもありました。ほかには卒業生のみが使える広いラウンジなども。ボストン大学は学費高いけど施設の充実はさすがです。
夕方まで勉強したあとはフィットネスで卓球。後ろにいるお姉さんに何度も玉をぶつけてしまって反省することしきり。
そしてウエストキャンパスへふたたび。いつもの夕食。ここはどんだけチキンとマカロニ食わせれば気が済むのか。白米と焼鮭が食べたい。
そんなこんなで帰寮。こっちに来て2ヶ月ほどですが、やっと観光気分ではないボストンの学生らしい日常が営めるようになってきた気がします。といってももう留学生活ももうすぐ折り返し。ここでしか勉強できないことをしっかり学んで帰りたいです。
今日はポータースクエアーにある日本人コミュニティのお祭りにいってきました。場所はポーターエクサチェンジにあるLesley Universityの一階。これは合気道の実演です。技が決まると歓声が。かっこいい。
折り紙の紹介。他にもヨーヨーすくいがあったりと、法政からSAできている国際文化の学生がCELOPのロビーでやっていたのとなんともそっくりな内容でした。
残念ながらタイミングが合わず聞けなかったのですが、琴の実演や太鼓などもあったようです。たこ焼きも売っていました。
こっちに来て久しく味わっていない「日本人がまわりにたくさんいる」という状況にちょっとうれしいような変な気持ちでした。友達はちょっと物足りない感じのようでしたが、おすしを食べたら満足そうな顔をしてました。スシはほんとにどこに行っても大人気。
ただポータースクエアは日本食レストランが充実していたりと日本ぽさは感じることができますが、チャイナタウンやコリアンタウンのような別世界という感じでは全くないです。日本人コミュニティといってもそんなに強固で大きいものではないようです。これはボストンに限らないかもしれませんが。世界中どこにいってもチャイナタウンなどがあるのに比べると、日本人はあまり固まりたがらない(どんどん現地に溶け込んでいってしまう)国民性なのかもしれません。
<MITの図書館>
そのあとは電車で二駅(レッドラインKendall)のところにあるMITへ。
さながらデザイナーズマンションのような独創的な校舎です。
MITの中心にあるロジャーズビルディングの中。ボストン大学も広いですが、MITはさらに広い。本当にひとつの街といった感じです。
MITには図書館がいくつもあるのですが、今日はその中のひとつ10号棟5階にあるバーカー・エンジニアリング・ライブラリーへ。これはその自習室。
インターネットも完備。ボストン大学ではwifiに接続するにはゲストアカウントの発行など手続きが必要ですが、ここではいりません。
しばし勉強。本当はもっといたかったのですが金・土曜日は6時まででした。日曜から木曜までは夜の11時まで開いています。
寮まで歩いて帰宅。ボストンユニバーシティ橋からの夜景です。サマーセービングタイムが終わってから日が落ちるのが早く感じます。
CELOPからバスで1時間ほどのところにある、世界で一番有名なビール「バドワイザー」の工場見学に行って来ました。複数のビジネスクラス合同企画でした。
朝はロビーで先生がもってきてくれたコーヒーとパンを食べる。スタバのケータリング?のようなものでちょっとめずらしい。紙コップはクリスマスデザインです。
しかしこんな状況でもやっぱり砂糖はノンカロリーとかライトとかいろいろ種類がある。ペプシといい牛乳といいアメリカ人はほんとに○○カットが大好きだ。聞くところによると「その代わり○○も食べれる!」という考えなんだそうな。視点が違う。
9:10、バスにのって出発。
高速道路を走って1時間ほどで到着。
ロビーにさっそくこんな展示が。とにかくバドワイザーの売りは「品質」らしい。
ツアー形式でみんなでぞろぞろ移動しつつ、説明を聞きます。
工場の中へ。
発酵させるタンクたち。ちょっといいにおい。
圧巻のボトリングライン。完全無人なのがすごい。
ぞろぞろと選別されていくボトルたち。動きが人のようでなんだかかわいくもある。
そして今日の目的(?)、工場内ビールバーへ!
なんと!2グラス好きなビールをもらうことができます。もちろん21歳以上の学生だけですが。。若い学生ちょっとかわいそう。
おなじみ一番絞りもあります。これは別にここで生産されているわけではなくて、米国内での販売をバドワイザーが行っているからとのこと。
頼んだのはウインターなんとかという季節限定ビール(左)とサンガリア(右)。ウインターはプレミアムモルツみたいな味でなかなかコクがあっておいしかった。普通のバドワイザーは薄すぎる。サンガリアはカクテル?みたいな味。みんなおいしいと好評でした。
コールをやってみました笑 先日の文化差異に関するプレゼンで紹介したものです。ということでその実践。これも勉強!
終わった後、紅葉の道を抜けると・・
小屋があります。中には・・
馬!かつてビールを運ぶ大切な存在でした。
さいごにお土産屋さんを見て終了。みんなでお酒飲んでわいわいやるというかなり楽しいクラストリップでした。ちゃんと今日学んだことはブランディングの課題に生かしますよ。
<サンクスギビング料理講座>
大学内にある調理実習室でサンクスギビングの料理講座がありました。サンクスギビングではどこもかしこもターキーを使ったディナーが定番とのこと。とってもスペシャルかつトラディショナルなもののようです。講座といっても楽しいシェフのお話を聞きながら料理を作るのを見るだけです。さながらテレビの料理番組を生でみているような感じ。
立ち上る素敵な匂いに我慢ができなくなったころ、ようやく完成です。一人5ドルですが調理が終わったあとにはみんなで食べることができます。
きつね色のターキー。いつもの料理とはぜんぜん違うとってもおいしい夕食でした。ちょっとスパイシーなスープが絶品。レシピをもらったのでいつか作ってみたい。
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