なにわオーケストラルウインズ2011東京公演にいった

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3000円の安い席ですから。
すみだトリフォニー大ホールで行われたなにわOWの演奏会に行ってきました。吹奏楽の演奏会はほんとに久しぶりです。じつは昨日うちのオケもここで演奏してて、しかもそれにちょっと乗ってたのですが、なんか同じ舞台になにわがいるんだと思うと変な気持ちになりますね。
これが今日のプログラム。
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マーのヘイって、ちゃんとティモシー・マーって書けばいいのに。笑
最初はパーカッションがうるさいというか、音量でけーというか、いろいろ感じましたがこれが吹奏楽なんだとはっと思い出す。アンサンブルはさすがで安定した音楽と吹奏楽のみずみずしい音色を十分に楽しみました。やっぱり中低音が充実(バス2本にチューバとユーフォとバスーンも各3本。すごい!)しているのが大きいですね。あとはラッパセクションが本当にすばらしく、パーンと上に向かった響きでとても心地よい音色でした。しかしオーケストラと違って吹奏楽は管の壁が(位置的にも、オーケストレーション的にも)あってなかなか浮かび上がるようにはいきませんね。そのふわふわした感じが楽しいといえば楽しいのですが。いやでもほんとにタフで素敵なラッパの方々でした。ソロかっこよすぎです。いいなーあんなふうに吹けるようになりたい。
なにわの醍醐味でもある課題曲の実験演奏ではマーチをオケ配置で・・というか打楽器含め各楽器が放射状に列を作って演奏したり(これはなかなか良い響きだった)、課題曲のオプション楽器だけでマーチをやったり(これは・・面白いけど切なくなりますね)なかなか興味深かったです。『Ⅴ「薔薇戦争」より 戦場にて』はさすがに指揮者ありでやってましたね。なんだあの映画音楽は。あと課題曲ではないですがアルヴァマー序曲は本当にすばらしかった。あんなにいい曲だったのかと。涙がでそうになりました。そして続けて演奏された14人超小編成高速コンクールカット版(笑)のアルヴァマーもすごく楽しかった。まぁ思ったより音楽的な速さでしたけど。バスにシンバルくくりつけて同時演奏したり誰でも真似できるわけではないですが、吹奏楽小編成の可能性を感じさせるものでした。しかしアルヴァマー聞くと高校時代がいろんな匂いとともに蘇ってきますね。
今回も丸谷先生の軽妙な司会進行で進んでいき、随所に笑いのある「なにわ」らしい演奏会でした。遊べるプロってかっこいいですね。来年は東京公演はないとのことで残念ですが、満員御礼の楽しいコンサートだったので機会があればぜひまた聞きに行きたいです。次は第1行進曲「ジャンダルム」とかやってくれないかなぁ。なにわにぴったりな曲だと思います。マーのエンデュランスとかも聞いてみたいですね。
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東北の地震チャリティーで団員の私物やグッズを売るコーナー。ぜひ見たかったが混みすぎて無理でした。やっぱり高校生多い。

休憩明けにこれやったのには吹いた。

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