ボストンバレエの「くるみ割り人形」

気づけばサンクスギビングホリデーも今日で終わりです。早い早い。
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今日はチャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」をみてきました。場所は前にウィキッドを見たところと同じダウンタウンにあるボストンオペラハウスです。前々から一度は見たいと思っていたのでかなり楽しみにしてました。当日販売の学生チケットを20ドルで購入。
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会場内はすっかりクリスマスの雰囲気。くるみ割り人形はバレエ公演・組曲演奏ともにアメリカのクリスマスの風物詩(日本の第九的な?)で全米各地さまざまなところで行われているようです。今日も家族連れが多くとてもにぎやか。
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バレエは演出がとても幻想的で、まさにアメリカの伝統的クリスマスのイメージそのものでした。ファミリー向けの笑いのあるファンシーな演出と、しっかりと魅せるシーンのコントラストが絶妙で最後まで飽きることなく楽しめます。場面変化の美しさはやっぱり劇場芸術の醍醐味ですね。そして子役がいっぱいでかわいい。羊のきぐるみが着心地よさそうでした。
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超軽快に踊るくま。
あとはお菓子の国でクララと王子が「アラビアの踊り」に始まる世界各地の踊りを観賞するシーンはやっぱり見ものです。ロシアの踊りが曲も踊りもかっこよすぎる。
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すばらしい演奏を聞かせてくださったオケピの皆さん、を撮ろうと思ったのにもういない。仕事が終わったら即退散です。さすが職人。譜面を照らすランプがかっこいい。
しかしくるみ割り人形は何度聴いても楽しい。改めてチャイコフスキーの偉大さを感じました。20ドルでこんな経験ができてしまうアメリカ、やっぱりすごい。
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バレエが終わった頃には日が落ちかけてました。ボストンの空気はすっかり冬の匂いです。

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