ハロウィンの週末です。日本でもだいぶポピュラーになってきてますが、こっちの人々の気合の入れようは比較になりません。

住んでる寮のロビーもハロウィンテイストに。

CELOPのロビーもにぎやか。

カメラを向ければみんなポーズとってくれます。

せっかくなので僕たちもボイルストン近くのクラブへ行くことに。しかし・・

めちゃくちゃ混んでて入れませんでした。残念。

友達の仮装。これは100ドルくらいしたらしい。マスクとか小道具がセットだと高いです。

自分はお金ないので10ドルのケープに4ドルのマスクを買っただけ。こんな姿で電車に乗れるのもアメリカならではです。

ただマスクを後ろにするとジブリの千と千尋にでてくるカオナシみたいになる。
ハロウィンははちゃめちゃですが、とても楽しいイベントです。
カテゴリー: DAYS

こっちにきて困るのが自分の専攻の説明だ。
法政のキャリアデザイン学部はもともと教育学部の予定だっただけあって、やっぱり教育関連が充実している。実際自分が好んで取っているのも教育関連が多いし、ゼミの教授も図書館情報論とメディアリテラシーが専門なのでこれも教育関連といえるだろう。そんなこともあって、こっちにきてから専攻は何と聞かれたらほとんど教育と答えている。できればしっかり説明したいのだが、本当の内容がちょっとややこしすぎるのだ。
実際はキャリアを謳うだけあって本当になんでもありな学部だ。コアは教育・文化・コミュニティなどとといっているが、つまるところビジネスや社会学をかじりつつ生涯学習や雇用問題など今どきな問題も学び、価値観の多様化する今をどう生きるかを問い詰めることで、自分自身が、そして社会がより豊かな未来を創造するにはどうすればよいかを探求する学部である。うん、ぜんぜんつまっていない。これがどう英語で言えるだろうか。
もちろん学部の英名はある。Faculty of Life-long Learning and Career Studiesというのがそれだ。聞いてのとおり超長いうえに結局よくわからない。ためしに日本語を勉強しているアメリカ人の友達に見せてみたら「ワードチョイスがとても日本人ぽい」と笑われてしまった。Career Design Studiesのほうがシンプルでいいのでは、とのことだった。Career Designは和製英語ではあるものの、その意味するところは一応伝わるらしい。
こっち(アメリカ)の大学生は1・2年次はリベラルアーツの勉強をし、3年次に自分の専攻を決めるのが一般的だ。それまでは十分に悩むことができる。もちろん深く研究するためその多くが大学院へ進むなど違いはあるけれど、やっぱり本当にやりたいことを大学に入ってから探せるのはとてもいいシステムだと思う。そういった意味では、キャリアデザイン学部も「広く学び選択できるというスタイル」の日本における先駆けともいえるかもしれない。とくに自分のようにいろいろ幅広く勉強したい大学生にはいい学部だと思います。4年間というのはちょっと短いですが。
ただ、理解はしていても説明はやっぱり難しいです。日本語でも、英語でも。楽しい学部なんですが。
<コアクラストリップ>

今日はビジネスクラスの校外授業で世界的なバイオ企業であるジェンザイム(とくに希少疾患に特化した研究と医療で有名)の本社見学にいってきました。デジカメを忘れてしまったので画質ひどいです。

なんといってもこの本社ビルはエコなことで有名なのです。とにかく環境に配慮したデザインかつ、オフィスとして透明性のあるものを目指したそうです。

空間として居心地がよいだけでなく、雨は集め再利用され、天候にあわせ光を最大限に利用するシステムをもっています。リサイクル資材も多用。余裕のある企業だけができることですが、こういった取り組みの生み出すコーポレートバリューの向上ははかりしれないですね。間近ではビルゲイツが自社に取り入れるため見学に来たとか。

そのあとは近くにあるMITミュージアムへ。MITが研究した最先端の科学を手に触れるカタチで体験できるところです。

表情のあるロボット。ファービーみたいだ。

あまり写真は取らなかったのですが、さながら美術館のような機知に富んだデザインのからくりも多数あってとても面白い場所でした。おすすめです。

今日は部屋の大掃除の日でした。1ヶ月もいればさすがに厳しくなります。というか最初の掃除が中途半端だった。でるわでるわのホコリできりがない。コロコロが大活躍です。大変だったけど部屋がきれいになって気分もちょっとすっきり。ちなみに普通は部屋では靴で生活するんですが、僕たちはきれいに雑巾がけしてスリッパオンリーにしました。ルームメイトがアジア人でほんと良かった。
今日は夕方に新しいコンバセーションパートナーと会いました。金曜日に会っているコンバセーションパートナーの女の子も超すばらしいんですが、アメリカ人の希望に対して日本人が足りてないというオファーを受けたのと、男の子と知り合いになればもっと気兼ねなく話せるかもという思いから紹介してもらったのでした。
<日本語はすごい>
彼はボストン大の一年生で、日本がすきというよりも言語の勉強が楽しくて学んでいるとのことだった。中国語なども学んでいる彼曰く、日本語はいちばんおいしいとこどりの言語らしい。中国語から漢字という表意文字をもらいつつも、日本語の発音を全て表せるひらがなという表音文字を別に持ち、またカタカナという外来語を自由に(発音の正確性はともかく)表現できる手段をももつ。確かにこれはすごいことだ。
いま彼は必死に漢字ひとつひとつの意味と読みを覚えているというが、本当に大変そうだ。字そのものの複雑さもさることながら、発音も音読み訓読みがあり一筋縄ではいかない。
中でもとくに難しいのは熟語だ。すでに小学校時代から漢字を学んでいる僕たちにとっては、たとえ新しい熟語が出てきたとしても知っている漢字からイメージを感じることができるため、むしろ便利な存在だ。読みもフィーリングでだいたい感じ取れる。しかし外国語学習者にとってはこれほどやっかいなこともない。ひとつひとつ全く別の読みをもつ違った単語という認識しかできないからだ。漢字単体の意味と熟語のイメージを結びつけるには膨大なインプットが必要となる。日本人レベルの理解ができる脳内シナプスの形成には、英語の学習におけるボキャブラリーの蓄積とは比べ物にならないほど大変だろう。
彼は冗談まじりに「ほんとうに日本語を最初から話せる人はうらやましい。英語を後から学ぶほうがはるかに簡単だろう」と言っていた。英語は決して簡単ではないと思うけど、日本語の楽しさを教授していると、確かにちょっとそう思う。日本語独特の擬態語とか大好きだけど、学習者にとってはやっかいこの上ないだろう。
聞かれて困ったのは「八百屋がなんでvegetable storeなのか」という質問。考えたこともなかった。とりあえずたくさんあることのイメージとして「八百」を使っているとは伝えたけど、どこらへんが野菜を意味しているのかは説明できなかった。実際帰って調べてみたらいろんな説があるみたい。こりゃ難しい。
あと面白かったのが
「東京へ行くかわりに京都へ行きます」と
「東京へ行かないかわりに京都へ行きます」の
違いは何かという質問。びっくりした。
ちょっと混乱しつつも冷静に考えてみる。うん、違いはない。ただの言い回しだ。英語の直接的な意味を伝えて、ただそれだけの違いだと言ったら一応納得していた。さすが言語に興味持っているだけあって気にするところが面白い。
<英語を話すために大切なこと>
自分の発音をぶっちゃけどう感じる?と聞いたら「中国訛りで臆せず話す人たちよりは聞き取りやすい、ただやっぱり日本人ぽさがある」とのことだった。ではどこら辺が日本人ぽいのか?と聞いたら、イントネーションとシラブル(音節)のせいだと言われた。やっぱりというか、発音そのものではなかった。
これは英語を学ぶ日本人が往々にして見落としがちなことですが、実際の会話で「より理解してもらえる英語」を話すために大切なことは、発音そのものよりも、実はイントネーションだったりします。
日本語は高低で意味合いが変わる言語なので、アクセントという概念がありません。なので相当意識的に話さないとそれっぽくなりませんし、またその感覚が理解できないと簡単な単語も聞き取れません。
たとえばHow much is it?という文だったとして、極端なカタカナ英語だとハウマッチイズイットと抑揚なく話されたりします。もちろんハウマッチが聞こえれば通じないということはないと思いますが、この場合muchに文のアクセントが置かれis itはおまけのようにサラッと流れます。たいして重要ではないからです。重要なところにアクセントを置くというルールはどんなに長い文でも存在し、このアクセントの位置を間違えるとどんなに正確に発音をしていてもとたんにわけがわからなくなってしまいます。これぐらいの短い文であればそれほど問題にはなりませんが、ある程度長いセンテンスでノーイントネーションをやってしまうとほとんど理解してもらえないと思います。
また単語ごとのアクセントも重要です。たとえばフォトグラフィー(写真)をカタカナ英語で言ってしまったとしても、トにアクセントがしっかりとついていれば理解してもらえる可能性は高いですが、日本語読みのノーアクセントではほとんど無理でしょう。
ほかにも音の連結など重要ですが、とにもかくにも理解してもらえる英語を話すためにはまずイントネーションの意識をもつことが大切です。この改善のために、自分はとにかくシャドーイング(聞いた文を続けてしゃべる練習)を続けてます。
あともうひとつ日本人ぽいと言われたシラブルですが、これは偏にカタカナ発音のせいだと思います。完全に別のものとして捕らえることが大切ですが、なかなかこのしがらみから抜け出すのは大変です。
有名なマクドナルド。日本語では「Ma Ku Do Na Ru Do」の6シラブルですが、英語は「Mc、do、nald’s」の3シラブルです。アメリカ民謡で日本でもよく歌われている童謡に「一郎さんの牧場でイーアイ イーアイ オー」という歌がありますが、これは英語では「Old McDonald had a farm, E-I-E-I-O」と歌います。シラブルが正しくないと絶対できないですね。発音を常に母音で終える日本語ネイティブとって、この子音同士のつながりや子音で終わるというのは体がなかなか理解してくれない。本当に難しいと思います。
かくいう僕もアメリカにくるまでパソコンのマックとファーストフードのマック、同じ発音でアメリカンは混乱しないんだろうかなどと真剣に考えていたようなアホでした。精進あるのみです。
友達に誘われJFK博物館にいってきました。大統領をヒーロー化する文化というのはアメリカ独特だ。日本の総理大臣に対する意識とはぜんぜん違う。カリフォルニアのディズニーランドリゾートには歴代の大統領がオーディオアニマトロニクスでしゃべる、というアトラクションがあるらしい。日本の総理大臣で作ったらと考えると・・シュールだ、というか多すぎて無理か。そして誰も行かないだろう。ただ日本には天皇への信仰心がありますね。昭和天皇記念館などもあるし。

レッドラインJFK駅から無料バスにのって10分ほど。マサチューセッツ大学の中にあります。歴代大統領の中でもダントツ人気なのがJFKです。まさにカリスマという感じ。入館料は学生割引で10ドルとちょっと高めです。

最初にJFKの生音声を使った紹介ビデオをみる。第二次大戦で日本が降伏した瞬間のニューヨークの様子をみると、当時の国力の違いを改めて感じてしまう。

ニクソンとの選挙戦当時の生活用品。こういう展示はすごく楽しい。

宇宙開発競争当時の宇宙服のレプリカ。薄い。アルミホイルみたい。

執務室を再現したもの。分刻みのかなりハードな生活ながらも、とても楽しんで仕事をしていた。

アメリカ国歌の聞こえてきそうな空間です。日本じゃ絶対こんなんできない。

海に面したカフェで休憩。コーヒーお代わり自由で1.5ドルなどけっこうリーズナブル。
思っていたよりもかなりボリュームのある展示で意外と楽しめた。少しずつ英語の説明を読むのにも慣れてきた気がする。慣れれば読みやすい文章が多いです。当たり前か。

近くにある砂浜をちょっと見て帰宅。ほんとうは遊歩道を歩き回れれば楽しかったのだが、風が強すぎたのであきらめた。
微熱と咳が治りません。アメリカの風邪はしつこい。

金曜は午前で授業が終わるので、お昼は毎週会っているカンバセーションパートナーのもとへ。日本語を勉強しているアメリカ人の女の子ですが、半年留学したこともあるなどかなりのレベル。江國香織の小説を読んでいる、と聞いたときはびっくりした。あのじめじめした感じが好きな子がこんなとこにいるとは。ただかなりくだけた会話もできてしまうので、気づくと半分英語・半分日本語になってしまうのが玉に瑕。つい甘えてしまう。
今日はドキュメンタリー用の英語版スクリプトを手直ししてもらいました。前にゼミでカンボジアに取材へ行って製作したドキュメンタリーがあるのですが、やっぱり日本語だと見てもらえる範囲が限られてしまうので、この機会にと翻訳スクリプトを作ってみてもらいました。
本当に難しい。特に日本語だと受身で表現することが英語では主語が逆であったりするのがやっかいだ。もちろん逆のパターンも当然あるので、お互い大変なわけですが。こればかりはフィーリングに慣れるしかないのかもしれない。あとは「(スラムに生きる子どもたちとの)共生」という意味で使ったsymbiosisが、食べて一緒になっちゃうほうの共生のイメージしかないよ!と言われるなど、日本語で捕らえてしまうことによるニュアンスミスが多かった。この場合はシンプルに「together」が適当。これについてはとにかく語彙のイメージを増やしていくしかない。
ただインタビューのシーンで「楽しかったよ。」の訳である「It was fun.」を何を勘違いしたのか「It was fan.(それは扇風機であった)」と書いていたのには笑って泣いた。
<ボストン子供博物館>

夕方はウォーターフロントにある子供博物館へ行きました。普段は5時閉館なのですが、金曜だけ9時まで空いていて学生は1ドルで入ることができます。
子供博物館の名の通り、対象は子供とその家族。ただ遊び心があれば何才でもいける、はず。博物館とは言っても「ハンズオン」、つまりどんどん触って遊ぶ体験型博物館といったスタイルになっています。日本の博物館のキッズコーナーなどでも多く見かけますが、ここはその考え方のさきがけとなった場所だそうです。

しゃぼんだまのコーナー。教科書などによくでてくる?シャボン玉の中に入る装置がここに。ただ意外とこれ難しい。

車輪を手で回して発電を競うもの。けっこうハード。

水のコーナー。いろいろなモノで水流をいじることができる。ダムみたいになっていたり、石でせき止めたり、いとこと庭で遊んだ昔を思い出す。

突然現れた日本のコーナー。ボストンと京都が姉妹都市ということで実現した展示とのこと。

日本の小学校の様子が再現。当番表や給食など日本人にとってもなつかしいものがいっぱい。

現代・・平成初頭の女の子の部屋?これをみてアメリカ人はどう感じるのだろうか。

ドラえもんがあった!読めるよ。

京の町屋というコーナーが。今の日本をできる限り伝えようという信念の感じられる展示。

この雰囲気がこんなところで味わえるとは!

日本でも最近はなかなか見かけない石畳のきれいな庭。

ふとんがあったのでちょっと寝てみた。ごくらく。
博物館の体験展示もなかなか楽しかったが、なによりも日本に関する展示がここまで充実しているとは思っていなかった。自分の文化が紹介されているのを客観的にみるのはなかなか興味深いです。とにかくあるもの全て日本からまるごと持ってきたもので、ここまでこぎつけるのはかなり大変だっただろうと思います。とても良い形で日本のありのままが紹介されていて、うれしく思いました。ボストンに来た際には、余裕があればぜひ立ち寄ってほしい場所です。

出たら真っ暗。つかれた。

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