Sigma. DP2 New York
今日はボストンのCELOPで知り合った韓国の友達と久しぶりに再会。昨日カナダのトロントから11時間かけてバスで着たそうです。想像しただけでも恐ろしい。というか路線があることにびっくりです。
今日はなかなか有名らしいセックス博物館、通称MOSEX(Museum of Sex)へ行ってみました。熱海の秘宝館といいどこにでもこういうのはあります。
と言っても内容はなかなか濃く、動物のそれから人の文化や社会とのかかわりまで新しい視点で解説されています。またビデオや写真だけでなく模型も多いです。アニメや漫画のコーナーで日本のそれが大きく取れ上げられていたのにはびっくり、というかやっぱりな・・と思いましたが。もちろんぶっとんだヘンテコグッズもたくさん展示されています。
しかし人に関するコーナーではさすがに日本では考えられないような展示が多かったです。ちょっとおもしろい?のはかなりまじめに見学している方々が広い世代に渡っていること。女性一人、男性一人という方もちらほら。というか博物館が小さいのもありますがお客さんが非常に多いです。
これは1980年代のパリで製作されたAnti Onanism Device。宗教がつい最近までいかに性の価値観に影響していたかがわかりますね。
「やさしく触ってください・・」触ってどうなるんだという展示。ぷにぷにしてました。
全体的にひとつひとつの解説は詳しいです。しかしいかにタブーが作られたか、メディアの役割とそれに国はどう対応したかなど難しい専門用語を伴うものも多く、理解するのにけっこう単語力が必要です。
ミュージアムショップはとてもにぎわっていました。
全体としてはそこそこおもしろかったものの、これで16ドルは高いと思います。そして荷物(バックパックなど)があるとそれを預けるのに追加で1ドルとられます。時間とお金と英語力に余裕がある人は行ってみたらおもしろいと思います。
夜はふたたびタイムズスクエアへ。
目的はニューヨークでかなり有名だというシェイク・シャックのハンバーガー。これは本当においしかった。こんなにおいしいハンバーガーははじめて食べました。ただシェイクがちょっと日本人には濃すぎます。
そんなこんなで友達に別れを告げアパートへ帰宅。明日はいよいよ帰国の日。
タグ: ニューヨーク
今日もニューヨークは小雪がちらついていました。耳と手が本当に寒い。
ちょっとおしゃれな外見におなじみのロゴ。
店内はまるでファストフード店のよう。だいぶ雰囲気が違います。マックと同じように奥のレジで注文するセルフサービス式です。
ビーフボウル(牛丼)のレギュラー(並)を注文しました。これでだいたい8ドル。コーラがあるのが変な感じ。
このお店の評判はいろいろあるようですが、日本の味を求めていた僕にとっては期待以上のものでした。ごはんがやっぱりいいね。ピザやハンバーガーでは味わえない喜びです。違うのはご飯がとても少なくて肉がとても多いところ。肉が余るとか日本じゃ考えられません。
午後はふたたびMET(メトロポリタン美術館)へ。前回見逃した2階を中心に見ます。結局夜の8時頃までかなり長い時間滞在しました。さすがに満足というよりへとへとです。それでもまだ見れていないところがたくさんあります。ここを楽しむコツはやっぱり見学のコンセプトを決めることだと思います。一日に詰め込むとだんだん純粋に楽しめなくなってきます。入場料も(一応)自由ですし、別の観光を間に挟みつつゆっくり数日に分けるのが一番ではないでしょうか。
すばらしいけど濃すぎてノイローゼになりそうなベッド。多くの人の支えの上に成り立っているという意味で、ここまで豪華な生活というのは二度と生まれないのでは。
ニューヨークは本当にいろんな人がいる街です。
エンパイアステートビルからみたNYの夜景。なめてて前回行きませんでしたが、今回初めて訪れてみて度肝を抜かれました。果てしなく続く光の道に、大きい街だなと改めて感じます。
Sigma DP2. New York
<雪の降る街ニューヨーク>
今日はボストン大学で知り合ったニューヨーク出身の女の子と久しぶりに会って街を散策しました。雪が降ったりやんだりの寒い一日。東京のと違い粒が大きくふわふわしてる気がします。
まずはニューヨーク市立図書館の読書室。ボストン市立図書館よりもさらに大きかった。絵画がたくさん展示されている読書室など落ち着きすぎていて逆に落ち着きません。
SOHO地区にあるユニクロへ。日本と違って店員さんの雰囲気も非常にファッショナブルでスマートな感じ。ただTシャツが15ドルなどやっぱり安い。ヒートテックがたくさん在庫があるものの全てSサイズという日本と逆の状況にちょっとアメリカを感じました。
URBAN OUTFITTERSは雑貨がおもしろい。買ってしまった世界最小のウォーキートーキー(トランシーバー)です。300フィートってどのくらいだろうと調べてみたら50メートル弱でした。やっぱりおもちゃです。
チャイナタウンにあったかわいくない乗り物。子ども向けのはずなのに、これに乗りたがる子どもがいるのだろうかと心配になる。
ウォール街の正面にある、ニューヨーク最古のトリニティ教会へ。付近の喧騒のなかにあって本当にオアシスのよう。
控えめな、というかちょっとでぶっているウォール街のクリスマスツリー。夜になると後ろにあるニューヨーク証券取引所のエントランスと合わせ綺麗にライトアップされます。
そしてニューヨーク近代美術館、MoMAへ。正直、本当にわからなかった。見ていて疲れました。僕には現代アートの感性はやっぱりないようです。六本木にある森美術館の展示などはコンセプトもはっきりして、またインタラクティブな作品も多くなかなか楽しめるのですが、どうもここは肌に合わないみたいです。
そんな中でも、なんだか気に入った絵。
ただピカソの絵はさすがに衝撃がありました。無秩序のようで、しかし見ていると落ち着く、というか吸い込まれるような全く新しい世界。ただものじゃなさがひしひしと伝わってきます。
あとはこの絵に出会えたことがうれしかったです。アンリ・ルソーの「眠るジプシー女」という作品で、小学校時代の図工の教科書にあったのが妙に印象的で今でも覚えています。独特の遠近感、味わいのある色使いと月夜の砂漠という雰囲気が相まって不思議な魅力のある絵です。
ここは金曜の4時から8時まで入場料金がフリーになります。ただおそろしく混雑していました。フリーチケットをもらうまでの列が長く、またリュックを預けなければならずその列もうんざりするほど長い。現代アートが好きで落ち着いて楽しみたい人は、お金を払っても別の日にくることをおすすめします。
エレベーターの混雑そのものがまるでアート。そんなばかな。
その後タイムズスクエア近くのレストランで夕食を済ませ、エンパイアステートビルへ。9時過ぎということもあって非常に空いていました。セキュリティチェックは厳しいのですが、スタッフの方々がみんな気さくで「ようこそ、ニューヨークの夜景とともにすばらしいひとときを」から始まり、「ありがとうございました、素敵な夜をお過ごしください」とまるでディズニーのアトラクションのよう。
左側にあるのはクライスラービル。今日はあまり地下鉄などの移動手段を使わずとにかくニューヨークの街を歩き倒しました。疲れましたがいい一日でした。
ついにその日がきました。
ボストンに来たときと同じBolt Busでニューヨークへ。今回は早めに買ったのでたったの10ドル。あまりにも荷物が多いのを心配した友達が一緒にサウスステーションまで見送りに来てくれました。持つべきものは友達です。
渋滞のためか予定より1時間ほど送れてニューヨークに到着。今回止まるのはRoom.Aという日本人ボランティアの方々によって経営されている短期滞在型アパートです。今までに利用された方が残していった生活用品の充実に驚きました。コインランドリー用の25セントの余りなど、日本人コミュニティの温かさを感じます。お部屋や周辺の説明をしてくださった管理人の方もフレンドリーでとても良い方でした。生活に根ざしたスーパーやお店の情報などはホテルなどでは決して得られないものです。
少し休んだ後、数あるニューヨークの教会の中でも一番有名なセント・パトリック大聖堂へ。その巨大さに圧倒。終始オルガンで賛美歌が流れており温かい空気に満ちていました。オルガンはやっぱり生で聞いてこそですね。
ついにきました。やっぱり一目見たかった!ロックフェラーセンターのクリスマスツリーです。
ツリーを見上げる多くの観光客。日本だと26日からぱたりとクリスマスの雰囲気はなくなってしまいますが、こちらでは年明けまでずっとクリスマスソングが流れていたりします。一年で一番楽しいシーズンです。
初めてアメリカに来たときに感じたニューヨークと、今感じるニューヨークの空気はやっぱり違ったものがあります。少しはそのエネルギーを受け止められるようになってきたということでしょうか。
パソコンに取り込むときに気づいたんですが、DP2の設定をRAW現像ではなくJPEGで撮ってしまうという痛恨のミスをやらかしてました。一度RAW現像を知ってしまうともうJPEGには戻れません。本当にもったいない。気をつけなくては。
<ニューヨーク>
エリス島ではためく星条旗
自由の女神の後ろ姿
20世紀前半、1600万人以上がこの入国審査場を通過した
アメリカン昼ごはん
バッテリーパークのアイスクリームワゴン
どこにいってもある、フリーペーパーボックス
メトロポリタン美術館
息を呑むような和の空間、フランク・ロイド・ライトのリトルハウス
夕暮れのセントラルパーク
ザ・シェリー、セントラルパークに面した高級ホテル
47番通り
ザ・タイムズスクエア
まるで波のようにうごめく
眠らない街
Sigma DP2. New York
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