ボストン美術館と日本食レストラン

小雨の中、クラストリップでボストン美術館(MFA = Museum of Fine Arts)へ行きました。ここにくるのは3度目ですが、今日は学芸員の方の解説を聞きながら回れるということで一味違います。
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独立からちょうど百年後の1876年にオープンしたボストン美術館は広範囲にわたる(encyclopedicな)収蔵品が特徴で、その規模は世界有数のものです。大人17ドルですが、ボストン大学の学生証があれば無料で入ることができます。
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天井一面に広がる宗教画。広いエントランス。
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ここはエジプト関連が非常に充実していて、また多くの展示物が手で触れるほどの近さにある。メトロポリタン美術館もそうだったが、こういった形は日本ではあまりないものだ。とてもいい。
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秘密の間で説明を受ける私たち。ヒエログリフがかっこよすぎる。
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印象派のコーナーは特に人気。有名なルノワールの「ブージヴァルのダンス」が目の前に。
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これはヨーロッパ中が日本に陶酔したジャポニズムの時代に描かれたもの。印象派のタッチで描かれた日本趣味に不思議な感覚を覚える。
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仏像コーナーの一角。日本関連の展示は本当に気合が入っている。この日本風の一角を作るため日本にきてお寺の伝統建築の研究をしたんだそう。ただ、やっぱりどんなに似ていても、日本のお寺にある穏やかながら凛とした空気とはほど遠い。においが違う。ただ仏像のポーズの意味や名前・歴史や背景など自分の知らないことを多く説明され、なるほどと思うことも多かった。日本人であるからにはある程度は勉強しておくべきかもしれない。
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こちらは中国の仏像。アジアはやっぱりかっこいい。
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中国の伝統的な家を再現したもの。屋内ではあるものの、アジア独特の香りが印象的だ。これは入ったときよりも外に出たときに強く感じる。数多くの調度品も貴重なものばかり。
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駆け足だったが解説を聞きながらなので10倍楽しめた。今月末には4年がかりのプロジェクトであるアメリカウイングもオープンするとのこと。ぜひまた来たい。
<日本料理のお店・四季>
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授業が終わったあとは先生含めみんなでとクーリッジコーナー(ハーバードアベニュー)近くの「四季」という日本料理屋さんへ。タクシーで10分ほど。毎週金曜は各国の料理を紹介する日ということで今日は僕の番でした。こんなことができるのも国際都市ボストンならではです。
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店内はきれいで落ち着いた雰囲気。
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僕はうなぎ丼を注文。ほとんど日本と同じ味でとてもおいしかった。
クラスのメンバーもカツ丼や会席料理、鍋焼きうどんなどいろいろ頼んでいましたがどれも好評でした。(ちらし寿司はちょっとイメージと違ったけれど)味噌汁やサラダなどもついて一人20ドルほどだったので大満足です。日本食が恋しくなったらぜひまた訪れたいと思います。
<アップルストア>
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そのあと友達がiPod touchを買うというのでコプレイへついていく。中央はかつてボストン美術館の原型となった建物があった場所です。今はホテルになっています。
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どこにいっても同じデザインのアップルストア。すごいです。

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