エンパイアステートビルからみたNYの夜景。なめてて前回行きませんでしたが、今回初めて訪れてみて度肝を抜かれました。果てしなく続く光の道に、大きい街だなと改めて感じます。
Sigma DP2. New York
<雪の降る街ニューヨーク>
今日はボストン大学で知り合ったニューヨーク出身の女の子と久しぶりに会って街を散策しました。雪が降ったりやんだりの寒い一日。東京のと違い粒が大きくふわふわしてる気がします。
まずはニューヨーク市立図書館の読書室。ボストン市立図書館よりもさらに大きかった。絵画がたくさん展示されている読書室など落ち着きすぎていて逆に落ち着きません。
SOHO地区にあるユニクロへ。日本と違って店員さんの雰囲気も非常にファッショナブルでスマートな感じ。ただTシャツが15ドルなどやっぱり安い。ヒートテックがたくさん在庫があるものの全てSサイズという日本と逆の状況にちょっとアメリカを感じました。
URBAN OUTFITTERSは雑貨がおもしろい。買ってしまった世界最小のウォーキートーキー(トランシーバー)です。300フィートってどのくらいだろうと調べてみたら50メートル弱でした。やっぱりおもちゃです。
チャイナタウンにあったかわいくない乗り物。子ども向けのはずなのに、これに乗りたがる子どもがいるのだろうかと心配になる。
ウォール街の正面にある、ニューヨーク最古のトリニティ教会へ。付近の喧騒のなかにあって本当にオアシスのよう。
控えめな、というかちょっとでぶっているウォール街のクリスマスツリー。夜になると後ろにあるニューヨーク証券取引所のエントランスと合わせ綺麗にライトアップされます。
そしてニューヨーク近代美術館、MoMAへ。正直、本当にわからなかった。見ていて疲れました。僕には現代アートの感性はやっぱりないようです。六本木にある森美術館の展示などはコンセプトもはっきりして、またインタラクティブな作品も多くなかなか楽しめるのですが、どうもここは肌に合わないみたいです。
そんな中でも、なんだか気に入った絵。
ただピカソの絵はさすがに衝撃がありました。無秩序のようで、しかし見ていると落ち着く、というか吸い込まれるような全く新しい世界。ただものじゃなさがひしひしと伝わってきます。
あとはこの絵に出会えたことがうれしかったです。アンリ・ルソーの「眠るジプシー女」という作品で、小学校時代の図工の教科書にあったのが妙に印象的で今でも覚えています。独特の遠近感、味わいのある色使いと月夜の砂漠という雰囲気が相まって不思議な魅力のある絵です。
ここは金曜の4時から8時まで入場料金がフリーになります。ただおそろしく混雑していました。フリーチケットをもらうまでの列が長く、またリュックを預けなければならずその列もうんざりするほど長い。現代アートが好きで落ち着いて楽しみたい人は、お金を払っても別の日にくることをおすすめします。
エレベーターの混雑そのものがまるでアート。そんなばかな。
その後タイムズスクエア近くのレストランで夕食を済ませ、エンパイアステートビルへ。9時過ぎということもあって非常に空いていました。セキュリティチェックは厳しいのですが、スタッフの方々がみんな気さくで「ようこそ、ニューヨークの夜景とともにすばらしいひとときを」から始まり、「ありがとうございました、素敵な夜をお過ごしください」とまるでディズニーのアトラクションのよう。
左側にあるのはクライスラービル。今日はあまり地下鉄などの移動手段を使わずとにかくニューヨークの街を歩き倒しました。疲れましたがいい一日でした。
月別: 2011年1月
ついにその日がきました。
ボストンに来たときと同じBolt Busでニューヨークへ。今回は早めに買ったのでたったの10ドル。あまりにも荷物が多いのを心配した友達が一緒にサウスステーションまで見送りに来てくれました。持つべきものは友達です。
渋滞のためか予定より1時間ほど送れてニューヨークに到着。今回止まるのはRoom.Aという日本人ボランティアの方々によって経営されている短期滞在型アパートです。今までに利用された方が残していった生活用品の充実に驚きました。コインランドリー用の25セントの余りなど、日本人コミュニティの温かさを感じます。お部屋や周辺の説明をしてくださった管理人の方もフレンドリーでとても良い方でした。生活に根ざしたスーパーやお店の情報などはホテルなどでは決して得られないものです。
少し休んだ後、数あるニューヨークの教会の中でも一番有名なセント・パトリック大聖堂へ。その巨大さに圧倒。終始オルガンで賛美歌が流れており温かい空気に満ちていました。オルガンはやっぱり生で聞いてこそですね。
ついにきました。やっぱり一目見たかった!ロックフェラーセンターのクリスマスツリーです。
ツリーを見上げる多くの観光客。日本だと26日からぱたりとクリスマスの雰囲気はなくなってしまいますが、こちらでは年明けまでずっとクリスマスソングが流れていたりします。一年で一番楽しいシーズンです。
初めてアメリカに来たときに感じたニューヨークと、今感じるニューヨークの空気はやっぱり違ったものがあります。少しはそのエネルギーを受け止められるようになってきたということでしょうか。
いよいよこの日が来てしまいました。
見慣れたこの街の景色も見納め。冬の空がきれい。
時刻表がなかったり、勝手に駅に止まらなかったり、はたまた混んでるとタダで乗れてしまったり。そんなTのいいかげんさも今ではいい思い出です。
CELOP近くのUPPER CRESTでお昼ごはんピザを食べる。この大きさでドリンクもついて25ドルほど。3人でお腹いっぱいになります。なんといっても店員さんのフレンドリーさが楽しいお店。
ボストン大学のMUGAR図書館でさいごの一時をすごす。さすが春休みは人が少ない。しかしそれでも2時までやるという敬虔さ。
夜、ハーバードへ。
目的はここ。メニュー名がオバマだったりクリントンだったりはたまたスポーツ選手だったりとユニークなMr. Bartley’s Gourmet Burgersというハンバーガー屋さん。実は今まで3回ほど訪れているのですが、定休日だったり営業時間外だったり臨時休業だったりして食べることができなかったのです。最後のチャンスとばかりに行くことにしました。
One of the BEST BURGERS in the U.S.A.というから相当有名なようです。アメリカ料理というのは実際ハンバーガーぐらいしかないので、ある意味最高の贅沢料理といえるかも?
オニオンリングの量がはんぱない。味は・・・ヘヴィでした。赤い肉汁のたれるビーフパティというのを初めて見た。友達も必死に食べてました。
チェスをする猫。ハーバード大の近くは雑貨屋も多いです。
居候中のタイ人の友達の家に帰宅。本当に居心地がよかった。お世話になりました。
次の日はいよいよニューヨークへと戻ります。
あけましておめでとうございます。てんやわんやの旅を終え、昨日やっとボストンに帰ってきました。一度目は友達と飛行機で、二度目は大陸横断鉄道で西海岸へといってきました。そして年越しはフロリダで。とても疲れましたが、いろいろなアメリカを感じることのできたとても有意義な旅でした。やっぱりアメリカは広いです。手付かずの雄大な自然からいろんな人の集まる街、変なものまで何でもあります。とくに鉄道での大陸横断は印象的でした。めまぐるしく移り変わる車窓の景色だけでなく、いろいろな出会いがあり刺激が多かったです。ただ旅を終えて思ったのは、やっぱり住むにはボストンがいちばんいい街だということです。観光化されすぎず、人も多すぎず、かといって田舎過ぎず。これほどバランスのいい都市もないと思います。ボストンに帰ってきてのろまのTに乗ったときの安堵感といったら忘れられません。やっぱりボストンが好きです。
<サンフランシスコ>
ウェストフィールド・サンフランシスコ・センターの近く
名物の坂。友達はすいすい運転してましたが、自分には絶対できない。
瀬戸大橋の姉妹橋。金門橋という響きには独特の色がある。
美しい夕日
坂が多いので夜景が非常にきれいです。
ケーブルカーが有名ですが、路面電車も印象的です。
ピア39の巨大なクリスマスツリー
フェリーポートから船で30分ほどのところにあるサウサリート。画廊や小さなお店が非常に多く街歩きの楽しい場所です。
かつての船着場は大きなショッピングセンターになっています。
全く雰囲気の違う全米最大のチャイナタウン。英語が通じません。
<ロサンゼルス>
山に囲まれた小さな一角にエンターテイメントがあふれてます。
<ラスベガス>
サンフランシスコからの長い長いドライブの末、この看板が見えてきたときにはみんなで感動しました。
ちょっと小さなエッフェル塔。
ヴェネチアンホテル。豪華ではあるが細部のクオリティはディズニーシーのほうがはるかに高い。
カジノです。やってみとやっぱり楽しい。逃げ勝ちができるかどうかが勝利の分かれ目。
<グランドキャニオン>
やっぱりアメリカは自然がすごい。そのことを改めて感じさせてくれる場所。
幻想的なアンテロープキャニオン。写真どおりの光景に驚く。ここに行くまで砂漠を通るのですが、その砂埃がやばいのです。
トランスフォーマーで有名な?フーバーダム。貯水量は約400億トンで琵琶湖よりも大きい。
ふたたびラスベガスへ。この歓楽的な空気、なんとも言えない。カジノ内でプレイしていれば女の子が回ってきていくらでも無料で好きな酒を飲むことができます。(チップ1ドルは渡しますが)
前半はフラミンゴ、今回はバリーズに宿泊。古いホテルですが内装は十分きれい。部屋代は意外と安くみんなで分ければ一人10ドルいかないほどです。
有名なベラージオの噴水ショー。15分ごとに違う曲で公演されます。この時期はクリスマスソングでとてもホリデイな雰囲気でした。
歓楽の街ともお別れ。いったんボストンに戻ります。
<ボストン>
すっかり街は寒くなっていました。ここでナイキの靴を新調。
すでに懐かしいボストンの町並み。明日からいよいよアメリカ大陸横断の旅です。
<レイクショアリミテッド>
ボストンからシカゴを22時間50分で結ぶAmtrak Towns: Lake Shore Limited(レイク・ショア・リミテッド)号。ボストンのサウスステーションから出発です。
<シカゴ>
隣にいたおじいさんと談笑していたらあっという間にシカゴに到着。ほんのり雪がつもっていました。しばしの休憩、ユニオンステーションでランチを食べます。
<カリフォルニアゼファー>
いよいよシカゴ・サンフランシスコを結ぶCalifornia Zephyr(カリフォルニア・ゼファー)に乗車。このときの指定席でまる2日過ごすことになります。ビジネスクラスよりやや広いぐらいで、とても快適。隣にいたジョンとペルー出身の学生のジェミーナと仲良くなる。
カリフォルニアゼファー全工程。http://www.holidaysbyrail.comより
展望車の様子。最初はひたすら見渡す限りの砂漠が広がります。
渓谷にはところどころ雪が。まさにアメリカにきた、という感じ。
一度だけハンバーガーを食べた食堂車。
ユタ州ソルトレイクシティにて。途中下車のジェミーナを見送る。
コーヒーがまた格別にうまい。
疲れはしましたが、めまぐるしく変わる景色はなかなか飽きさせないものでした。
<サンフランシスコ>
夕方、再びサンフランシスコに降り立つ。感慨深い。
<ヨセミテ国立公園>
翌日はサンフランシスコ発の日帰りヨセミテ公園ツアーに参加。その雄大さは圧巻の一言。
途中出会ったハスキーみたいなコーギー。追っかけてたら、写真とらせてくれました。
ビジターセンターやカフェテリアも充実しています。こういうところにアメリカの匂いを感じる。もっとゆっくり見たかった。
<サンフランシスコ>
翌日は前回いけなかったサウサリートに船で上陸。画廊や雑貨店などいろいろあり飽きさせません。町並みが美しい。
ピア39のクリスマスツリー。
翌日はフライトまでチャイナタウンを徘徊。人・言葉だけでなく匂いまでまるで別世界。餃子とチャーハンは安く最高にうまかった。
<フロリダ>
いざフロリダへ。夜景がまぶしい。
初のアメリカでの運転。いざアメリカ最南端の町キーウエストへ。
トロピカルな雰囲気の中、海の上で新年を迎えました。漆黒の闇のなかでなんとも言えない虚無感を感じた年明けでした。
かの有名なセブンマイルブリッジ。昨日は夜だったからわからなかったが、こんなに開放的な道だったとは。写真は映画の撮影で爆破されて旧道のほう。
レンタルしたシボレーのコンパクトカー。ウインドウが手動なのを覗けばなかなか運転しやすく良い車だった。
とにかく空がきれい。運転していて気持ちよかった。
とにかく広いエバーグレーズ国立公園。入り口から駐車場まで1時間近くかかる。野生のアルマジロに出会ったときはびっくりしました。
アウトドアなクルマをたくさん見かけます。
レインボースプリング州立公園。水が澄んでいて本当にきれい。泳いでる子どもたちもいて楽しそうだったなぁ。
水の中はこんな感じ。
アメリカのすごいところは、やっぱり自然だと改めて思う。
最後はおなじみNASAへ。
どでかい発射台。
展示も気合が入っていて、まるでテーマパークのようでした。料金も。
日本にも宇宙関連の展示はたくさん見ることができますが、なんといっても月に行った本物が目の前にあるというのはなかなかの感動でした。
発射を体験するアトラクション。たしかこの後バックトゥーザフューチャーのようなライドに乗る。
本物が目の前に!
たくさんのロケット。
いよいよボストンに戻ります。なんとか無事に終えられて本当によかった。フロリダの空はやっぱり美しい。
半年間お世話になった寮も片づけをして・・
きれいさっぱりなくなりました。
アメリカの雄大さを感じたとても素晴らしい旅でした。次はぜひ大陸横断ドライブでもしてみたい。そしてやっぱり、ボストンが一番すばらしい場所だと改めて思いました。
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