今日は月曜日ですがコロンブスデーなのでお休みです。少ないアメリカ休日の貴重な一日。ということでフリーダムトレイルを歩いてみました。
<フリーダムトレイル>
フリーダムトレイルとはボストンコモンからバンカーヒルまでの4キロに渡って引かれた赤いラインのことで、この道にそっていけばボストンの主な観光地(主にアメリカ独立にかかわる)をひととおり見て回ることができるというものです。ゆっくり回ると半日は掛かるほどの道のりですが、ボストンに来たからにはぜひ踏破してみたい道です。
この赤い道がフリーダムトレイル。わかりやすい。
<1>ボストンコモン
スタートはコモンパークです。いつ来ても変わらないのどかさ。
<2>マサチューセッツ州会議事堂
まずはここ。もう4回目ぐらいですが一応みんなで記念写真。
<3>パークストリート教会
鐘の音がとてもきれいな教会です。ペンキ塗り替え中だった。
<4>グラナリー墓地(ポールリビアの墓)
イギリス軍の動きを伝えた「真夜中の騎行」で有名なポールリビアの眠る墓地です。
<5>キングス・チャペル
英国から逃れてきたピューリタンの反発を抑え、むりやり建てられたというボストン初の英国国教会。塔のないめずらしいデザイン。
とても落ち着いた内装。ジョージア王朝風というらしい。4席ぐらいのブースになっていて、まるで日本の漫画喫茶でした。
<6>キングス・チャペル墓地
すぐ隣にある墓地。アメリカ最古の共同墓地だそうです。ボストンは最古がほんとうに多い。
コロンブスが指名手配。わらった。
<7>ベンジャミン・フランクリンの銅像のある旧市庁舎
100ドル札で有名なあの人の像があります。市庁舎の中はステーキハウスになっていた。
<8>オールドコーナー書店・・の近くにある銅像
うっかり書店はみすごしてしまった。本屋さんの前にジャガイモ飢饉をきっかけに入植したアイルランド人たちの像があります。鳩さんのおかげでなかなかシュールな絵になってしまった。
<9>オールドサウス集会場
ろくな写真がない。アメリカ独立にかかわる指導者たちが白熱した議論をした場所です。入館料がいるので中には入らなかった。
<10>旧マサチューセッツ州会議事堂
周りにビルが立ち並びかなり小さくみえますが、むかしは高い建物でした。前に入った中の博物館はなかなかインタラクティブで楽しかったです。学割あり。
<11>ボストン虐殺地跡
市民の税の値上げに対する怒りの捌け口にされたイギリス兵が、ついに堪忍袋の緒が切れて銃の引き金を引いてしまった。独立戦争の引き金のひとつとなったこのボストン虐殺事件は旧集会議事堂の目の前で起こりました。
<12>ファニエル・ホールとクインシー・マーケット
ファニュエルホールはもとは市場として建てられたものが、集会場となったもの。1762年当時はふたまわりほど小さいサイズでしたが、1806年に大幅に増築していまの姿に。一階はおみやげ屋さんがたくさんあります。
2階はこんな感じ。JFKもここで演説したらしい。
ノースエンドにあるリトルイタリーへ。イタリアのレストランやカフェがずらり。
道行く人がみんな同じ箱を持っているので何かなと思っていたらHanover Street沿いにあるMIKE’S PASTRYというケーキ屋さんのものでした。列が店の外まで伸びていて、すごい人だーと店内をうろうろしていたらなぜか並ばずにレジへいけてしまう(!)
・・ということでケーキ買ってお茶することに。
いちごチーズケーキ。本当に濃厚でおいしいケーキでした。ただ非常にしつこいので無糖の紅茶が必須です。僕たちは食べきれずにパックをもらって持って帰りました。ここのケーキは本当においしいし、1.5ドル~と非常にリーズナブルなのでおすすめです。
<13>ポール・リビアの家
あまりにもシンプルで通り過ぎてしまいました。
<14>オールドノース教会
ポールリビアの銅像が庭にあります。噴水は止まっていたけど落ち着いたいい公園でした。
各国の国旗の並ぶ落ち着いた協会内。漫画喫茶のようなスタイルはここらへんのデザインなのか。
チャールズリバーを渡る。旅の終わりももうすぐ。
<15>コンスティテューション号
さすがに疲れたのでスキップ!しました。もう2度行ってるし。
チャールズタウンの閑静な住宅街を通り、公園を抜けると・・
<16>バンカーヒル記念塔
ついにゴールに到着!独立戦争におけるバンカーヒルの戦いを祈念して建てられたもので、最上階まで階段で上ることができる・・はずがなんだあの赤いのは。
なんと修理中で、一切中には入れず!
ということで僕たちのフリーダムトレイル歩きはなんとも残念な感じに終わりました。午後に出発したのにすごく疲れた旅だった。フリーダムトレイル、時間と余力のある方にはおすすめです。植民地時代のコスチュームを来たガイドさんが案内するフリーダムトレイル歴史ツアーも12ドルで参加できるので、英語のぺらぺらな人はそっちのほうが楽しめるかもしれません。
いつかバンカーヒル登ることを誓い帰路に。
月別: 2010年10月
今日はハーバードスクエアでよくわからないお祭りを楽しんだあと、日本食をたずねてポータースクエアへ行きました。
ハーバードスクエアから一駅となりのポータースクエア。にぎやかなハーバードとは対照的にとても静かで落ち着いた感じ。
ここらへんはボストンで有名なジャパニーズタウンらしい。これは駅すぐの日本食レストラン。
近くのLESLEY UNIVERSITYへ。大学ですが、ここの一階が日本食レストランばっかりなんです。
行ったのは湯(HIROAKI)という日本そのまんまなラーメン屋さん。これが大学内にあるとは。
久々のタンタンメンとギョーザ、あとなぜかトンカツ(友達が頼みたいって言うから)。味は純日本風でとてもおいしかったです。ギョーザがとくに。最後にライスも頼んで大満足でした。
最後にポーター駅にあった手袋が落ちてくる様子のブロンズたち。なんでかわからないけどこっちの駅はアートにあふれてておもしろい。
風邪ひきました。頭が痛いのでいつも以上にまとまりのない文章です。
今日は土曜ということでプロビデンスというマサチューセッツ州の南にあるロールアイランド州の州都へ遊びにいきました。ボストン・サウスステーションから電車で1時間ほど、運賃はCELOP割引で往復10ドルでした。正規の値段がわからないのでどのくらい得なのかはわからない。
ボストンより一回りほど規模は小さいイメージ。街は新しい建物も多くとてもきれいでした。
最初に行ったのはRISD(ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン)という美術学校のミュージアム。全米でもっとも歴史のある名門デザイン学校で、学べるジャンルも工業デザインから建築デザインと幅広いようです。付属の美術館もさながらプチメトロポリタン+プチMoMAといった感じでその展示の幅も広く、とても見応えがありました。入館料は学割で3ドル。
古代ローマ美術のコーナー。写真撮影については19世紀以前は可だが、モダンアートは禁止というはっきりしたスタンス。
アジアのものもたくさん。江戸時代の駕籠があったのにはびっくりした。
古代エジプトのツボ。時代や場所で目の描き方に特徴あってとてもおもしろい。これは怖すぎる。
ファインアートもこれでもか、というぐらいあります。見きれない。
アイビーリーグのひとつ、ブラウン大学へ。アメリカの大学の雰囲気はやっぱりいい。
Thayer St.沿いのハンバーガーショップ。
いかにも古き良きアメリカといった感じ。ロックウェルの絵にでてきそうです。
Providence Placeという大きなショッピングモールへ。
お昼はここのフードコートでチキンテリヤキを食べました。やっぱり白米はうまい!
トイザラス(の小さい版)。この種類の豊富さ!アメリカの豊かさを端的に表してる気がします。
ゴジラ!
服や靴もいろいろいいのあったりしたんですが、アメリカは州によって税率が違って(モノによっても違う)マサチューセッツ州のほうがいいという話を聞いたので結局何も買いませんでした。しかしアバクロキッズのXLサイズがピッタリだったのはちょっと笑った。なんか恥ずかしい。
夜は今日のメインイベント、ウォーターファイアーです。川に浮かぶたいまつに火をつけるイベントで、春から秋にかけて2週間に1度開催されるものです。場所を譲ってくれた老夫婦が本当に幸せそうで、よい雰囲気でした。
ボートに乗ってゆっくりと火をつけていき、こうなります。川に囲まれた土地柄を生かしたのどかなお祭りです。
シティーパークにはライブや出店などもありとてもにぎやかです。YMCAも。
9:00、プロビデンス駅を発つ。午後から出発した割りに非常に疲れた一日でした。
最後にタイの友達が買ってくれた四ツ星半カフェのタルトをみんなで食べた。超うまかった。
<アメリカ・マスクについて>
こっちはマスクをしている人が本当に少ない。というかよほど重症にならない限りしない?のか。予防でマスクをする人はまずいない感じがする。今日もマスクをしているだけで5人以上の人に「インフルエンザか?お大事に!」と声を掛けられた。ただ風邪ぎみなだけなのに。最初は違うとかいちいち説明してたのですが、「他の人の移さないようにマスクをしているの?わー、私たちを守ってくれてありがとう!笑」なんて言われてたらさすがにめんどくさくなってくる。どんだけ珍しいんだ。ただ「そのマスクはどこで手に入るの?そのデザインのマスクを探しているのだけど、どこにいってもないのよ」とご婦人から声を掛けられたりしたりもした。「日本から持ってきたものです」と言ったら残念そうな顔をしていたが、やはり関心のある人は少なくともいるみたい。まぁなんにしてもアメリカ人はほんとにフレンドリーだ。
今日はニューイングランド水族館のカレッジオープンナイトでした。ボストンに住む学生が夜だけ無料で入ることができるもので、チャリティーのような感じです。ミーハーな僕らはちろん参加。
夜のウォーターフロント。
・・ですが正直あんまりたのしくなかった。何といってもこの水族館がしょぼい。そもそも騒がしい水族館というだけでげんなりなのに、ここの特筆すべきもののなさはすごいです。地球の歩き方を見るとおすすめ!のように書いてあるから幾分かは期待していたんですが、本当に見所のない残念な水族館でした。というか規模がとても小さい。これが本来20ドルとはひどいです。葛西臨海水族園のほうが百倍たのしいです。
ただ付帯施設のIMAXシアター(ニューイングランド地方で一番でかい3Dシアターらしい)はとても良かった。ハッブル宇宙望遠鏡のドキュメンタリーを高精細3D映像で楽しむことができます。ぐっとくる映像とナレーションでとても好きな映画でした。他にもクジラの映画があるみたいなので、これはまたいつか来てもいいかなと思いました。ほんとは大人10ドルです。
最寄はブルーラインのアクアリウム駅。
これ以上でもこれ以下でもない。暗くてペンギンがみずらい。
ここで話してた飼育員のお姉さんのマシンガントークはちょっと楽しかった。
IMAXシアター。ものすごい数の学生。
なかなかこなかった地下鉄ブルーライン。
こっちに来てからの記事を見るとなんだか遊んでばっかりのように見えますが、平日はけっこうハードです。
<ボストンのある平日>
8:00 起床、学校へ
9:00 コアクラス(ビジネス)授業開始
月水金と火木で先生が変わります。やっとディスカッションで臆せず話せるようになってきた。
11:50 コアクラス終了
12:20 カフェテリアで昼食をたべる
韓国人の友達にノリツッコミのおもしろさを必死に教えたのですが全く理解してもらえなかった。ちなみに写真にあるプリンみたいなデザートはプリンでもなんでもない意味不明の物体で本当においしくなかった。二度と食べない。
13:30 イレクティブクラス(アカデミックライティング)授業開始
ライティングはやっぱり苦手だが先生のノリが楽しい。イレクティブは月水・火木で違うクラスをとります。
15:50 イレクティブクラス終了
16:00 パソコン室で発音練習
ここにある発音練習ソフトは本当にいいです。聞いて録音の繰り返し。
17:00 ESLワークショップの予定が・・中止
ボストン大学のEducational Resource Centerという機関がやっている外国人留学生向けのワークショップが毎週あり、ちょっと難しいですが勉強になります。が教室にいってみると今日は先生が風邪で中止とのこと。メールで教えてほしかった。
17:20 カフェテリアでお話?
上のことで文句を言ってたらなぜか上記ESLクラスを受講予定だったメキシコとボスニア・ヘルツェゴビナ出身の女性と意気投合し、お茶することに。数学オリンピックに出たとかなかなかマーベラスな経歴の持ち主で驚く。自分とは正反対だ。いろんな話をしたが日本はやっぱり「バリバリ働いてる」イメージらしい。なんだかなぁ。
19:00 寮に帰宅、勉強
とりあえず宿題を片付けます。読解は読み込むだけでも大変。
20:30 カフェテリアで夕食をたべる
21:30 寮に帰宅
24:00 あっという間に12時。
疲れてパソコンをいじりはじめるのがこの時間。メールチェックのあとゴロゴロしながらポッドキャストのニュースを見たりするも・・
2:00 気づいたら就寝
この繰り返しです。暇なときにと持ってきた村上春樹の小説とか読む時間がない。金曜日だけイレクティブがないのが本当にうれしい。正直BUの学部生と話しても「ありえん!」と口を揃えて言うので大学と比べてもなかなかきついスケジュールなんだと思います。なまけてた大学生活を送ってた自分にはなかなかこたえますが、まぁ好きできてるわけなのでやれるだけがんばるしかない。
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