オバケの英語

こんどこそしっかり英語をやろうと心に決め、掘り出したのがこの本。
ゲストハウスで暮らした浪人時代に買ったものだ。

オバケの英語

基本はオバケのリッキーと主人公のハナタロウという二人の会話で進む、ストーリー仕立ての「発音」を学ぶ本である。解説は非常にわかりやすく、ストーリーもおもしろい。しかしそれだけで終わらないのがこの本のすばらしいところ。つまるところ英語を学ぶことの本質を問いかける内容になっている。

英語が問題なんじゃない。何を言うかが問題なんだ。どう生きるかが問題なんだ。

本文p.213より
この考えは英語を学ぶものにとって常に心がけるべきことだ。英語は手段であって目的になってはいけない、当たり前ではあるが伝えるべき人間があってこそコミュニケーションツールとしての英語が生きてくる。うーん、そうなんだよなぁ。
数年ぶりに読んでみて、英語の学習とともに、伝える価値のある自分づくりというのも怠ってはいけないな改めて思いました。大学3年間常に何かに追われて生きてきたからなぁ。社会に出る前に、ここでしっかりと見つめなおしたい。
まぁ、とにもかくにも実際に使う道具として英語を学ぶ以上、まずは発音である。発音の大切さ(自分の発音のクソさ)は自身のベトナム・カンボジア研修からも痛烈に感じた。すばらしく簡単な単語なのに発音の悪さゆえまったく通じないというのはなかなかショックである。
がんばろーっと。

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